NHK「ドキュメント 列島誕生 ジオ・ジャパン(1)(2)」を見ています

こんにちは。
また時間ができたので、昨日からは録画したNHK BS再放送版の「列島誕生 ジオ・ジャパン」を流しながら過ごしています。
今日は、その番組をながら見しながら千々に頭に浮かぶことなどを書きます。

 

 

私が今年2021年3月にBSで録画した「列島誕生 ジオ・ジャパン」は全2集の番組です。

ドキュメント 列島誕生 ジオ・ジャパン(1)「大海原への旅立ち〜奇跡の島々が生まれた〜」
  プロローグ 日本列島はどこから来たのか?
  第1章 列島の卵が誕生した
  第2章 西日本に巨岩の山
  第3章 東と西がつながった
  第4章 東日本が大浮上
ドキュメント 列島誕生 ジオ・ジャパン(2)「絶景への路(みち)〜故郷の山河が生まれた〜」
  プロローグ 列島の旅立ち 3000万年前~300万年前
  第1章 北アルプスに幻の火山
  第2章 関東に大平野出現
  第3章 瀬戸内海は陸から生まれた
  第4章 九州 せめぎ合う大地

検索してみると、再放送の元になった番組が見つけられません。
冒頭では
「この番組はBS4Kで2020年7月に放送したものです」
と表示されます。
検索でヒットする2020年6月のNHKスペシャルの「ジオ・ジャパン2」の放映では劇団ひとりさん、指原莉乃さん、巽好幸教授が出演されてそれぞれ50分の番組でした。
今見ている番組は、1集、2集ともそれぞれ一時間半くらいあり、ゲストは出てきません。
私が録画したのは、BS4K用に再構成して7月に放送された番組の再放送なのかもしれません。

なお私は、ながら見なので放送時間が長い番組が嬉しく、また映像が多いのが嬉しいので大変満足です。
これ、永久保存版だなあ。
機械が壊れたら見ることができなくなるので、ディスクへのダビングもしておく必要がありそうです。
ブルーレイの円盤を買わねば。
昔買ったものがどこかにあるだろうか、まずは探してから。
機械のディスクへの書き込み機能は、まだ生きているのかしら。

BS4K独自に良質な番組が作られているなら、4K放送を追いかけたい気もします。
4K…えーっと、それは画質がフルハイビジョンの4倍なのかしら?
そして録画の際に美しくダイレクトに圧縮なしで録りたいなら、録画容量は今の何倍になることか。
ダメダメ。
ハードディスクがどれだけあっても足りません。
また物欲に溺れてしまうー。

 

 

さて、昨日から見ている「列島誕生 ジオ・ジャパン」は、それぞれ2回目を流して本日に至ります。
理解はできないところは、深く考えず先送りにしてそのまま流してしまいます。

今見ているのは(2)の瀬戸内海の章で、中央構造線のことをやってます。
中央構造線は九州東部から関東へ横断する大きな断層です。
元々中央構造線は1億年前に作られた地質境界であり、まさに違う質の地盤が隣り合って動きやすい状態で、「古傷」とも表現されるようです。
日本に4枚ある、「プレート」の一つであるフィリピン海プレートは、当初真北に動いていたのが300万年前に太平洋プレートにぶつかり運動方向を北西に変えます。
そして西日本は西に引きずられていきます。
押されて、当時陸地であった現在の瀬戸内海付近では断層部分でずれる大地にはしわが寄り特有の地形ができました。
その後の大地の崩落にともない海水が流入して、今の瀬戸内海になったようです。
なお、鳴門海峡のあたりは、元々陸地で淡路島と繋がって海をせき止めていたところだそうです。

 

…上記数行を書くだけでも私は青息吐息。
ネットの記事も参考にして書きましたが、言葉の選び方も何もかも、知らない人が書くというのは危険なものです。
でも、書いて説明しようとすることは、理解をするにあたり個人的にはとても有用だとも思いました。

ここまで書いて、私には短時間での説明は無理と判断したので、今回は感動したことだけをいくつか列記します。

 

北アルプスの誕生の章では、カルデラ火山である爺ヶ岳がカルデラ噴火後に回転しながら傾いて終いには直立して、風雨で浸食されて今の形になったという説明があります。
これもまた、フィリピン海プレートの方向転換によるものと考えられています。
爺ヶ岳について、もっと知りたくなりました。

西日本の章では、巨岩の熊野カルデラの映像と説明には度肝を抜かれました。
今は活火山ではないその場所で、過去に最大級のカルデラ噴火があり、半円状に巨岩や奇岩という形でその跡が残っている。
そして現在、紀伊半島の地下には巨大な岩体があるそうです。

九州の章では、実は九州は日本には珍しく「引っ張られる大地」であることを知りました。
そしてくまモンがよく自慢する熊本の水のこと。
知っていたはずなのに全然知らなかったその理由が説明されています。
熊本市内約70万人の市民の生活用水はすべて地下水でまかなわれているそうです。
火山の地下を流れる水が溶岩の亀裂や穴で不純物がろ過された、大量の良質な地下水が溶岩の隙間から湧き出しているのです。
火の国、水の国ですね。

 

 

そして、日本列島の成り立ちも、
「大半は付加体でできている」
ことが少し理解できました。
「付加体」はプレートがもう一方のプレートの下に沈み込むときに、下に入るプレートの上に堆積している物がはぎ取られて陸側に押しつけられてできる構造体のことです。
ホールケーキを切るときに包丁に付いた生クリームを皿の淵でこそげとったときにできる「うねうねの山」状になるような。
ちょっと違うか(^^ゞ。

大陸の端にくっついた、海洋プレートからこそげとられた堆積物による土地部分が地殻変動で引き裂かれて2つのパーツができました。
回転しながら移動してハの字になったところへ、伊豆の火山群がやってきてくっついて日本になりました。
って感じでしょうか。

日本列島の土台である「付加体」がはじめは大陸で育ったということがよくわかっていませんでした。
というか、日本列島のほとんどの土台が付加体であることことがわかってませんでした。
この番組を見て、やっと気づきました。

実はここ半年くらいの興味である「ジオなんとか」のきっかけは、本で読んだこの「付加体」という言葉でした。
そして関連本を読んでみて、わからなくて、BSの番組の録画に至りました。
やっと今ここかい。
歩みはノロいですが、自分なりにスッキリしたところです。

 

 

何十年も勉強をしないで生きてきて、
知らないことだらけで、
仕方なかったけど、後悔はしないけど、
「戻れたら」
と思うときに、
最近はNHKの番組の影響で
「学者さんになりたいなあ」
と思うようになりました。

そして、現地調査のために体を鍛えて、心身ともに健やかに生きる。

寝ているときのひざの痛みにギクッとする私が何を言うか、
という話ですが。

運動はできないけど映像で見る
山には登れないけど映像で見る
海外旅行には行けないけれど、映像で見る

いろいろ残念な私を補完してくれるテレビに、感謝をしています。

なお、違う視点や演出から同じ映像をアレンジしてまとめられた番組「NHKスペシャル 「三千万年の旅 列島誕生ジオ・ジャパン」」が今年お正月にありました。
劇団ひとりさんの番組回しが印象的で、これも永久保存版です。
後からまた録画を見直そうと思っています。

 

さあ、このへんにして立ち上がろーっと。

洗濯と洗い物をせねばです。
そして家を片付けねば。

ではまた~♪