NHK BS グレートヒマラヤトレイル(4)「カンチェンジュンガ “五大宝蔵”を求めて」を見ています

こんにちは。
私は今、少し前に録画したBS NHKの番組、
グレートヒマラヤトレイル(4)「カンチェンジュンガ “五大宝蔵”を求めて」
を見ています。
以下は、山も地理も全くな私の、リアルタイムな感想です。

 

 

NHKの番組公式サイトによれば、
「グレートヒマラヤトレイル」
は、
「標高8000mを超える山々を望み1700kmにわたりネパールを横断する天空の縦走路」です。

「カンチェンジュンガ山群」
は、
「世界第3位の高峰など8000m級が5座も連なる世界最大級の山塊」
「チベット語で「五大宝蔵」を意味する山塊」
です。

この番組については、以下の説明文がありました。

世界で最も高いところに刻まれた一本の道「グレートヒマラヤトレイル」。8000mを超える山々を望み、1700㎞にわたってネパールを東西に横断する天空の縦走路。誰も見たことのない映像を求め二人のカメラマンが旅する!

旅人は、カメラマンの石井邦彦さん、登山家でカメラマンの中島健郎さんです。
そしてこの回ではイモトアヤコさんが聞き手になっており、詳しくない一視聴者には身近で率直なコメントが嬉しいのです。
石井さん、中島さんはイモトさんの番組でスタッフとしてご一緒されており、今回登山の監督をされている貫田宗男さんはイモトさんの山の師匠なのだそうです。

二人の、一行の目的は、映像。
ほしい映像を撮れる場所を目指すところというところが、どこで折り合いをつけるかなど、おそらく登山とは違うのでしょう。

今回は「五大宝蔵」に例えられる5つの山が揃っている状態で一画面に入れたいという目標がありました。
今流れているのは、登ったけれども5つの山は見えないその場所をあきらめて別の方法を目指しているところ。
コロナの影響で、急遽予定変更になります。
移動禁止区域を避けるために登山履歴が無い場所を通ることになりそう。
警官のアドバイスは「ここを行けば人に会わない」というものでリアルです。
コロナなんて最近の映像なんだなあと思っていたら、一行はWiFiがある小屋で「志村さん死去」の報を知ります。
あの時期だったか。
そしてこの番組は2020年10月放映分の再放送だったようです。

そして代替ルートを行く一行の日程は、すでに22日になっています。
山登りって大プロジェクトなんだなあ。
イモトさんと話しているのはご本人なので生きて帰ってきているのはわかっているけれど、今見ているのが手探りで命がけの旅であることを実感します。
美しいを超えて、壮絶な自然です。
私が今見ているのは24日目の朝の映像で、現地は-15℃です。

最後の山「ボクタピーク」ではバックから撮っていたカメラは帰り、二人だけでミニカメラで撮りながらとんでもない斜度を登ります。
山登りってこういうこと?という驚きの映像です。

カメラマンと登山家という立場が違う二人の、生命を左右する判断である「ここから先に進むかどうか」の会話はすごいです。
優しく微笑んでいるような二人の声だけを聴いていてはわからない重みが、この会話にありました。
そして最後に、
「よくぞここまで付き合ってくれましたね」
という健郎さんから邦さんへの声かけに、胸が熱くなりました。

 

 

ところで、番組中にたびたび出てくる「ドローン」が、これまで誰もできなかったことを可能にしてくれていることを感じます。
ドローンというと、私の中ではなんとなく悪いイメージがついて回ります。
しかしこうして映像を見せてくれたり、過酷な行程のルート確認など事前チェックに活躍しているのを見ると
「なんと素晴らしいものが出来たのか」
と思います。
そして、ドローンの活躍がやっと最近なのだというのは意外なことでした。
WEBで見ると、空撮用のドローンは2010年くらいからとのこと。
農薬散布などの産業用ドローンは1980年代から開発、販売されていたそうです。

途中の基地では、他の登山グループが折り畳み式のソーラーパネルで充電しています。
技術の進化で登山ツールは大きく変わっているのだろうと思いつつ、危険と背中合わせであることは全く変わらないのだろうと思います。

 

 

そうこうしているうちに番組が終わってしまったので、再度再生しながらあと少し書いています。
この番組はまた続くようで楽しみです。
こういうの見ると、4K、8Kテレビが欲しくなりますね。
私はやっぱり物欲の人です。

番組の途中で、登山前に偉いお坊さんのお話があります

カンチェンジュンガには5つの頂がありますが
主峰の頂を踏んだ者はいません
スノーライオンによって守られているからです

雪山に住むスノーライオン(獅子)は仏陀を守る神聖な動物とされており、実際に登山隊も主峰に登っても決して頂を踏まない暗黙のルールがあるそうです。
番組で紹介された登頂の写真も、山頂を後ろにして手前に立って撮影されていました。

チベットの山岳信仰については、他の番組でなんとなく私の頭に残っています。
登山ガイドの「シェルパ」の方が生計を立てることと、信仰対象の山に入ることとの折り合いの付け方や、折り合いをつけるのが難しい家族(妻)との意見の違いを映像で見ました。

「なぜあなたはエベレストに登りたいのですか?」との質問に、

“Because it’s there.”

と答えたのはイギリスの登山家ジョージ・マロリーだそうです。

それぞれの民族で山や山へ登ることの捉え方の違いがあることに気づかされます。
しかしそれに対してだから何と書くことができない現在の自分を思い知らされた中途半端な状態で、本日のブログは終了です。

忘れないうちに「グレートヒマラヤトレイル」、録画キーワードに入れねば。
また次を見たい番組でした。