斉藤由貴「AXIA〜かなしいことり〜」

こんにちは。
今は夕方、私は憂鬱。
昼寝をして、
「せっかく寝たのに気が晴れない」
「ああダメ人間」
という気持ちと身体の重さにうちのめされております。

そして取り急ぎ、一回の乾燥では終わらない量のシンクの汚れ物の一回目を終了して座ったところです。
BGMは作業前に取り急ぎオンキヨーのハイレゾ対応コンポで流し始めた斉藤由貴ちゃんのアルバム
「水響曲」
です。
皿を洗いながら改めて
「すごい曲だよ」
と思ったのが、アルバム3曲目の
「AXIA〜かなしいことり〜」
です。

今日はこの曲のことを書きます。

 

 

「AXIA〜かなしいことり〜」
は、作詞作曲とも「銀色夏生」さんです。
1985年6月の由貴ちゃんのファーストアルバム
「AXIA」
に収録されました。
当時で「AXIA」といえば生カセットテープです。
当時どこで買ったんだか激安謎ブランドも存在した中で、富士フィルム製のカセットテープは高級品だったのか。
なぜわからないかというと、私は主に他のメーカー製を愛用していたはず。
画像で調べたらかすかな記憶のとおり、SONY製がお気に入りでした。

で、20代前半頃からなんだか由貴ちゃんが好きな私ですが、この
「かなしいことり」
を初めて聴いたのはここ5年以内のことです。
当時の由貴ちゃんのスキャンダルとともにツイッターでつぶやかれていて知りました。

清楚なメロディ、歌詞も清涼感があります。
しかし、ストーリーはびっくりです。

リリー・フランキーさんの番組
「The Covers」
で、リリーさんがリクエストしたこの曲について歌唱直前の斉藤由貴さんに

出だしの歌詞がだって、
「ごめんね今までだまってて ほんとは彼がいたことを」

普通男が言われたらこの瞬間に歯が抜けてもおかしくないような…

と言って他の出演者の笑いを誘います。

またその後の由貴ちゃんの話がすごい。

作詞作曲が銀色夏生さんっていう詩人の方で、デビューしたばっかりのときに、私のレコード会社に電話かけてきて
「この人を見てたらこういう詞と曲が思い浮かびましたので、デモテープを送るから聴いてください」
っていって送って下さったのがこの歌です。
たからいかにも二股かけそうな女に見えたんじゃないんですか。

とリリーさんに自嘲の微笑みを向けるのてす。

(引用は2016年10月30日BSプレミアム放送「The Covers Fes 2016」より)

 

 

歌詞も曲も載せられないので、よかったら探してみてください。
歌詞のどの行も、涼やかに、胸に迫ります。

主人公は、彼がいることを白状したばかりの相手に 
「なぜ目をそらすの」
とたずねる超天然で、
「今ではあなたが好きだけど彼とは別れられない」
「帰れないけど帰るわね」
という冷静で常識的な女の子です。
人はそれを魔性と言うのかと、ちょっと腑に落ちました。

 

 

この話をしてオーケストラをバックに会場で歌う由貴ちゃんは50才です。

そういえば私はよく
「生まれ変わったら魔性の女になりたい」
と言っていたものです。
今は片付けることが先で生まれ変わることまで考えられず、そのうちのんびりぼーっと考えてみたい気がします。

しかし美しい魔性の女は、シンクがいっぱいになるまで皿をためないのだよ。
そしてそれを放置して寝ないよね。

そして今、一回目の乾燥が終わりました。

熱々の食器を棚にしまいつつ、ちょっと気が晴れたところで2回目の皿洗いをしようと思います。

ではまた!