ユーミンのアルバム「REINCARNATION(リ・インカーネーション)」がマイブームです。

こんにちわ。
以前に私がハイレゾのことを書いたとき
に購入していた、松任谷由実さんのアルバム「REINCARNATION(リ・インカーネーション)」が久々にマイブームです。
今日はこのアルバムについて私が思った、どうでもいいことを書きたいと思います。

 

 

このアルバム中で、私が特に好きな歌詞を探してみたら以下の通りでした。

◼️Night Walker

あなたの友達に街であえば私はどんな顔すればいいでしょう
(中略)
私のことを傷つけてつらいと
ひとに云わないで
すぐにすぐに忘れてしまうのに

◼️星空の誘惑

うそでいい 好きだと云って

今のうちにさらわれたら
あとでみんな夢だと云える

今のうちなら夢だと云える

◼️ずっとそばに

疑うこともなく知り合う人々を
“ともだち”と呼べた日々へ

以上、なぜこの部分が好きなのかを考えて、共通のキーワードを見つけました。

「ズルい」

です。

多分自分から別れを告げた男が人に
「彼女を傷つけてつらい」
といい人ぶって言う「Night Walker」。

好きな男とうまくいかない女が、都合よく呼び出す別の男で寂しさを埋めたい逡巡のごく短い時間を描いた「星空の誘惑」。

「明らかにどこかの一線でずるくなった自分」
が今は素直に人を信じられず
「ともだち」
が増えない時期にいる「ずっとそばに」。

と、勝手に受け止めています。

このズルい歌詞に自分を重ね、
ズルいことが嫌い、
ズルい自分が嫌いだから笑ってやれ、
みたいな感じでしょうか。

そもそも私はユーミンの曲はトータルで理解は出来なくて、その2行ほどのフレーズに自分を重ね思い入れるような聴き方でした。
年をとって久しぶりに聴いてもいまだに心に響くのはそんなフレーズなんだなあと思います。

 

 

ただし、新たに感じたこともありました。

「Night Walker」の男を、主人公の女は別れた今も好きなのです。そんなに悪いヤツじゃなかったのかも
昔は私は
「この男はチャラいイヤなヤツだ」
くらいにしか思っていませんでしたが、
「いや、彼は誠実ないい人なんだろう」
と先日車の中で歌いながら思いました。
誠実なイメージは、今思い浮かぶのは純烈のリーダーさんかなあ。
少しふっくらした、常識的ないい人。

「星空の誘惑」では、時代が変わったなあと思いました。

オレンヂのトンネルの中は
横顔がネガのようだわ

主人公は、「友達」である男が運転する車の助手席にいます。

ユーミン大好きな今井美樹さんが初期に歌った「オレンジの河」を思い出しました。
こちらも車の中の話。

横顔だけで「送るよ」と言うの
激しいワイパーのむこう
インターチェンジ 渋滞の灯り
街中 深い海の底

そういえば、私が好きな薬師丸ひろ子さんの「メインテーマ」も車です。

煙草をつけようと マッチをするたびに
意地悪して炎吹き消すわ
ドアを開いて 独り 海へ
あなた車で背中を見ていて

なんと、こちらは車の中でタバコも出てきます。
タバコが当たり前だった、かっこよかった時代でした。

イマドキの歌で車がどう登場するのかは知らないけれど、
「女が助手席で幸せ」
という構図は少なくとも私の中にはなくなった気がします。

最近のコンテンツで思い浮かんだのは
「逃げるは恥だが役に立つ」
のマンガやドラマでの、主人公のおばの「百合ちゃん」の名言です。

百合ちゃんがゆくゆく付き合うことになる「若造」の「風見さん」との車内での会話です。
百合ちゃん車が運転する行楽からの帰路、みんな寝てしまったなか、唯一起きている風見さんが
「車は必要だと思わない」みたいなことを言います。

すると、

でもね
あなたが思ってる
もうちょっと先まで
行けるのよ

と、運転席の百合ちゃんは横顔で言うのです。

ドラマの石田ゆり子さんは
「ずーっと先まで行けるのよ」
と言ったようですが、私はこのマンガ版の「もうちょっと先」
が好きでした。

「もうちょっと先」って、何だろう。
私は、それは場所ではなくて「発見」とか「遭遇」とか目的地ではない何かではないかと感じました。

若者が車をほしいと思わない、女性が助手席を特別だと思わない現在を思い、世の中というのは短い時間で変わっていくのだなあと感想を持ちました。
自分が生まれた年だって、今思えば終戦からそんなに経っていないのです。

 

 

ユーミンのアルバムから、話があっちこっち飛びました。スミマセン。

まあ久しぶりに
「クリスマス時期に車でユーミン」
という体験をできて嬉しかったという話でした。

みなさま、よいクリスマスをー!