薬師丸ひろ子さんのこと。そしてハイレゾ。

こんにちわ!
今日は、薬師丸ひろ子さんのコンサートに来ています。
昨年初めてオーチャードホールで見てから、2回目のコンサートになります。
開演まであと40分。
この時間に、明日のブログとして「ひろ子ちゃん」のことをつらつらと書こうと思います。

 

 

薬師丸ひろ子さんは昭和39年、第一回東京オリンピック開催、新幹線開通の年に生まれました。現在55歳です。
角川映画でデビュー。
10代当時の露出を抑えるプロモーションでファンの飢餓感は高く、果して人気は爆発しました。

私も最近wikipediaで知ったことでは、当時「大阪出禁」になったこともあるそうです。
「セーラー服と機関銃」の舞台挨拶に大勢のファンが集まったため顔を見せることなく中止となり、追いかけるファンで空港も駅も大パニック。
警察も機動隊も出る騒動になり、タクシーで名古屋まで移動した旨の記載がwikipediaにありました。
その後は薬師丸ひろ子さんが大阪に来るときは警察へお伺いが必要になり、しばらくは大阪には行けなかったとのこと。
伝説ですね。

そういえば私は若い頃は
「薬師丸ひろ子ちゃんのファンです!」
とは誰にも言えませんでした。
オリジナルLPが出たときにレコード屋に行って購入し、その後本屋でこっそり文庫版になった写真集を買いました。
今、公言できるのは図々しくなったからでしょうか。

とはいえ、ドラマを映画を追いかけるわけでもなく、ご縁があれば見る程度なので「あまちゃん」も見ていません。
どちらかといえば歌手としての「薬師丸ひろ子」が好きですが、アルバムも最近はほとんど買っていません。

 

そしてここまで書いて時間切れ。
ライブに突入です。

そして今は帰りの電車の中です。

 

前回、ひろ子ちゃんのコンサートを初めて見て思ったことがありました。

女神だ…( ゚Д゚)。

そして、この人はいつから笑顔をも客席に届けるようになったのかと思いました。

前回のMCで印象深かったエピソードがありました。

30代半ば、女優を続けて行くか悩んでいた頃、渡米しカウンセリングを受けた。
自身の俳優への適性を相談すると、先生から俳優を何年しているか聞かれ薬師丸が答えると、
「あなた、もう20年以上も俳優を続けてきたのでしょう? そんなに続けられたのに向いてないわけないでしょう。もういいんじゃないの、悩まなくても」
と言われた。
その言葉で目が覚め、自分は好きだからこの仕事(俳優)をしているんだと再確認し、人に望まれる限り女優を続けたいと話している。
それからは、自分の演じたい役や表現したいことに出会った時に、それを体現できるようになってればいいと思うようになった。

薬師丸ひろ子 – Wikipedia

薬師丸ひろ子ほどの人が、そんなことを考えていたのかと、驚愕したエピソードでした。

そういえば私は、ひろ子ちゃんといえば昔に歌っていた映像の固い表情のイメージが強かったのです。
前回のコンサートでは、ひろ子ちゃんが微笑みながら手を広げて、前のめりに会場の人々へ歌を届けるその姿に驚きました。
そしていつの間にか経過していた時間を思いました。

そして今回思ったことは、
「この人は今は自分が女神であることを知っているのだな」
ということでした。

前回も今回も、ひろ子ちゃんのコンサートでは多くの人が、身じろぎもせずに全身で「薬師丸ひろ子」を受け止めて帰ろうとしているようです。
同じ空気を吸うのが夢のような人と同じ時間を過ごす奇跡のホールは、「静謐」という言葉がぴったりな状況です。
女神一人が、可愛く笑っています。

アンコール3曲。
再び被災した三陸鉄道の復旧への思いを込めて歌った「潮騒のメモリー」。

「好きな歌を届けたい」とおそらく薬師丸ひろ子では音源化されていないライブ限定カバー「守ってあげたい」。

So you don’t have to worry worry
守ってあげたい
あなたを苦しめるすべてのことから
‘Cause Ilove you

そして最後の、灯台の光のように寄り添いたいというひろ子ちゃんのコメントがあった最新アルバム表題曲「エトワール」。

ひろ子ちゃんは、やはり人を大きな愛で包み込む女神でした。

しかし女神であることを受け入れたひろ子ちゃんは一方で人間なので、ステージのひろ子ちゃんはプライベートと完全にイコールではないわけです。

いろいろ折り合いをつけた、静かな、大人の、「薬師丸博子さん」の世界が私たちの知らないところにあるのだろうと感じ、そのことにも(勝手に)心が癒された今日のコンサートでした。

 

 

さて、前回のコンサートで予約販売を受け付けていた最新アルバムを私は買っていませんでした。
先日、USB DACを購入したタイミングで
「コンサートのために予習しなければ」
とこのアルバム「エトワール」のハイレゾ音源を買いました。

これが、よかった。

シンプルな伴奏が伸びやかな声を邪魔することなく、その複雑な声の変化を味わえて満足でした。
そして決心したのが、
「これからハイレゾ音源を買うのは、ハイレゾ販売が前提の時期に録音されたここ数年のもので、ハイレゾと相性がよさそうなのを買おう。」
ということでした。

むかーしは、まだハイレゾがない時代です。
もし過去の音源がデジタルで普通の音質でしか残っていなければ、そこからハイレゾとしてリマスターされて発売されても感動が少ないのではないかしら?

個人的には、陽水とかひろ子ちゃんとか、お年を召した方のボーカルが際立っているアルバムや楽曲を狙おうと思っています。
若い人の澄んだ声も素敵ですが、年齢でちょっと深みがプラスされてたらいいなあというシロート考えです。
ユーミンの新曲も、近々にダウンロードしてみたいと思っています。

とりあえず、
「次はひろ子ちゃんの映画音楽カバーの『Cinema Songs』のハイレゾ音源をダウンロードしよう」
と強く思ったコンサートの帰り道でした。

 

 

今日は雨が止んでくれて、このコンサートに来ることができてよかったです。

薬師丸ひろ子さんは、歌がお客さんの思い出とリンクしていることを重視して、
「歌を崩さない」
「キーを下げない」
を実践している人です。
どれだけの努力をしているのかと、圧倒
される歌声でした。

次回また、かわいくてパワフルな歌声の女神に会いにいく機会まで、元気でいなければと思いました。

明日からもがんばろう~。