【どうでもいい感想編】ムンク展に行ってきました(その1)

先日、上野の東京都美術館にムンク展を見に行きました。
【公式】ムンク展ー共鳴する魂の叫び

私はムンク展は過去に2回行っているはずです(2回目の記憶が曖昧です)。
1回は1981年の東京国立近代美術館でした。
もう一回は近場で版画が多い展示を見た気がするのですが、検索してもヒットしません。
マボロシ〜?。
なお調べてみて、日本でムンク展は過去何度も開催されているということを知りました。
今回は、2018年東京都美術館に行ってみての「それ、どうでもいいです〜」と言われそうな軽い感想や気づいたことについて、ご紹介いたします。

1. 東京都美術館が改装されていました
私は東京都美術館は2度目です。
前回は「これから永く年老いても美術を嗜むには、健やかに運動をして足腰を鍛えておかなければいけないのですね」という感想を持った記憶があります。
もう少し年を取ると階段の上下がきつそうだなと感じたのです。
今回も覚悟して行きましたら、なんとエスカレーターでスムーズに上下移動ができました。

調べると、東京都美術館は2010(平成22)年3月から2012(平成24)年2月にかけて大規模改修工事を実施していました。
リニューアルオープン|東京都美術館

いったい私はいつ東京都美術館に行ったのだろうと調べたら、2006年でした(日本の美 三千年の輝き ニューヨーク・バーク・コレクション展)。
5年くらい前かと思っていたのに…。そんなに時間が経っていたのかとびっくりいたしました。

2. 土曜日の午後に行ったら、20分待ちでした。チケット購入にも並びます。
11/3(土)の13:30に東京都美術館に着きました。

20分待ちという文字を見ただけで帰ろうかと思いました。
しかし、この機会を逃すと次に東京で時間がとれることはないかもしれないと思い直して列に並びました。

チケット購入列です。大人は1600円でした。どの列に並んでもOKです。

会場内では、逆に混雑していることが幸いしました。
作品から数十センチのところにある足元の柵沿いに並んでゆっくり進む列に従えば、最前列で見ることができてよかったです。

なお今頃ですが、このブログを書くときに初めて公式サイトを見て気づきました。

会場の混雑状況は、ツイッターで確認できます。
from:munch2018 #ムンク展混雑情報 – Twitter検索

「さけびくん@ムンク展」というキャラクターさんが、随時状況を教えてくれます。
ぜひ事前にご確認くださいませ~。

今回はのんびり列に並んでの鑑賞で、図録購入時間まで含めて約2時間の滞在でした。
満足度、拘束時間、疲れ方などを考えると、ちょうどよかったと思っています。

そういえば帰りに見た列は、私が並んだ時に比べて行列が伸びていました。
早めが吉かもしれませんねー。
ご自分が行く日と近い条件の日のイッターの履歴を参考にすると良さそうです。

その後上野公園散策中に見たフェルメールの列は、外まで並んでまさに長蛇の列でした。
いま気づきましたが、この日は文化の日でした~! (@_@)。

3. 「あの絵の服があったらいいなあ」と思ったら、Tシャツになっていました(グッズが充実!)
展示終了の次のスペースいっぱいに並ぶムンクグッズは楽しかったです。
スカーフが欲しかったのですが…お値段を見て諦めました。

私は、来場前から決めていた図録を購入しました。
途中の休憩用のスツールに座る人が見ている図録を見て「あんなハードカバーの豪華な図録は買えないかも」とドキドキしていました。
結果、見た目から想像したほどお高くなくて、安心しました(税込みで2400円です)。
図録は、表紙が3種類から選べます(「叫び」「マドンナ」「太陽」)
私は「マドンナ」を選びました。
図録を入れてくれる袋は透明で外から丸見えなので、お気をつけください~。

「マドンナ」が表紙の図録です。ぐるぐると線を重ねただけでこんなに美しい閉じた瞼が描けることがすばらしいと思いました。

ムンクの絵は色が綺麗で、裸の皮膚の色なのに「こんなスーツがあってもいいなあ」と思ったりしました。
その中で、晩年の絵「自画像、時計とベッドの間」のベッドカバーの柄がよかったのです。
すると、スタッフさんがその柄のTシャツを着てらして、素敵でした。
遠目にディスプレイされているのを確認したので、おそらく販売しているものと思います。

 

そして、最大の気づきはこれです。

混雑時は「叫び」は落ち着いて見られません。

混雑時には警備員さんやスタッフさんが繰り返し立ち止まらないよう説明される声が耳に入るので、集中が必要です。
仕方がないことなので、私は「まっいいか」と諦めて次の展示へ行きました。
平日など、人が少ない日を狙えば大丈夫かもしれません。
私が行ったのが11月3日なので、まだ公開から10日も経っていないこともあります。

今回初来日の「絶望」も目玉だったようですが、見た記憶がない自分が悲しいです。
最前列で見ていたはずなのに…。

会場の外にあった朝日新聞の記念号外の見出しは“「叫び」だけじゃない”でした。
あくまで「叫び」はきっかけで、他をしっかり見れたのでよかったです~(^▽^)/。
いや、よく覚えてないのですが( ノД`)シクシク…。

 

よく「画家が描く一本の線は長い時間や努力の賜物」といった主旨の言葉を聞きます。
今回のムンクでは、それを思いました。
絵の右上端にいる裸身の女性の背から足までをつないだ一本の線に、こんな風に表現しちゃうんだと驚かされました(「夏の夜、人魚」)。

また、見ているときにふと思ったのが「私って昔から変わってないんだなあ」ということでした。
見る前は、「1981年に私が感じていた不安と今の不安は違う」ということを感じるのではないかと思っていました。
若く、プライドばかりが高く実際の自分と乖離することが耐えられなかった当時の不安と、残り時間が少なくなったことへの不安です。
しかしそうではなく、私は幼いまま年を取ってしまったようだということを、なんとなく感じました。

結局こんな感想しか持たない私に、わざわざお金をかけて展示を見る価値があったのかは謎でなのです。
絵を見るということについて疑問を持てたという変化に意味を持たせて、本日のブログは終了をさせていただきます~(^▽^)/。
あらためて(その2)を続けたいと思っておりますm(__)m。