【愛知県 熱田神宮編】秋の名所でいってみたい場所(その2)

この秋、私が行ってみたいところをピックアップするシリーズ(その2)は、愛知県名古屋市の熱田神宮です。

いま私は、「愛知県に行ってみたい」と思っています。
理由は、以下の2点です。

1.古事記でおなじみの草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)が祀られている名古屋市熱田区の熱田神宮に、前から行ってみたかった
2.今年秋の「デスティネーションキャンペーン」の開催県が愛知県

「デスティネーションキャンペーン」は、日本のJRグループ6社と自治体、観光事業者等が共同で行う大型観光キャンペーンです。
この秋、2018年10月1日~12月31日の3ケ月間は、「13年ぶり4回目」の愛知県に順番が回ってきました。
「13年ぶり4回目」って、どこかで見たような…紅白出場か、高校野球の甲子園か(^▽^)/。
キャンペーンは、「未来クリエーター 愛知」のメインテーマで、この10/1から既に始まっています。
ここ数か月、私はデスティネーションキャンペーンに興味を持っていたので、この機会に愛知県の熱田神宮や近くの名所を巡ってみたいと思いました。

名古屋には20年前に所用で一泊したことがあり、そのときは少しだけ街を歩いて、昼食にひつまぶしをいただきました。
店の看板のデザインを見て、歴史ある街なのだと直感的に感じたことが一番の印象です。
名古屋と言えば豪華な結婚式、と以前は短絡的に思っていましたが、最近思い浮かぶのは、セントレアやレゴランド、フィギュアスケート王国、居心地が良いコメダ珈琲店の本場であることです。

まずは名古屋市を中心にピックアップした数か所の名所をすべて書くつもりでしたが、あれこれ迷ってしまってなかなか進みません。
そこで、一つずつ、今回は熱田神宮をご紹介します。
なにしろ熱田神宮には行ったことがないので、机上で調べてのご紹介になりますのでご容赦くださいませ。

■熱田神宮

熱田神宮は、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を御神体として熱田大神(あつたのおおかみ)を祀る神宮です。
格式高い神宮と聞いておりましたので、いつかは参拝をしたいと思っておりました。
最近特に興味を持ったのは、素戔嗚尊(すさのおのみこと)がヤマタノオロチを成敗した際に尾から出てきたとされる神剣が御神体と知ったからでした。
時を経て日本武尊(やまとたけるのみこと)がこの神剣で草を薙いで難をのがれたことから、草薙御剣の名がついています。
日本武尊は、熱田に草薙御剣を置いたまま遠征先で望郷の念にかられながら亡くなり、魂は白鳥となって天高く飛び立ったと言われます。
その死を悲しんだ妻の宮簀媛命(みやすひめのみこと)が社をたてて草薙の剣を奉安したのが、熱田神宮のはじまりだそうです。

この神剣は、献上されたり授けられたたり盗まれたりと、現在に至るまでは波乱万丈の伝承があります。

熱田神宮では、毎年5月4日には「酔笑人神事(えようどしんじ)」という神事が行われます。
天武天皇朱鳥元年(686)、勅命により熱田神宮に草薙御剣が戻った際に、皆がこぞって喜んだ様を今に伝えるものです。
これは、熱田神宮に御剣がなかった時期があったことを裏付ける神事だと思います。

夜、境内の灯を消して四ヶ所で神職各自が装束の袖に「神面」を隠し持ち、扇で神面を軽く叩いた後で全員が一斉に「オホホ」と笑うそうです。
笑う様から「オホホ祭り」と呼ばれるそうで、ぜひ見てみたい神事です ( #^_^# )。

草薙神剣は、天皇の皇位のしるしとして代々伝わる「三種の神器」の一つです。
天皇家に伝わる三種の神器のうち、八坂瓊曲玉(やさかにのまがたま)は本体で、草薙神剣と八咫鏡 (やたのかがみ)は分身だそうです。
八咫鏡の本体は伊勢神宮にあり、草薙神剣の本体は熱田神宮にあります。熱田神宮、すごい!。

三種の神器は神聖なものであり、人は誰も見ることはできず、見てはならないそうです。
ただし、昭和天皇崩御の際は「剣璽等承継の儀」が録画でTV放映されて、箱に入った状態の2つの神器を私たち一般人も見ることができました。
当時私も夜のニュースで見たこととは思いますが、それが大変貴重な映像であるということは全く理解しておりませんでした。
今あらためてその映像を見て、長い間この厳粛な儀式が連綿と続いているのだと、その神秘性に驚いています。

そういった宝物の本体を祀る熱田神宮へ初めて行く私が、境内で行きたい場所を、立ち寄りたい順番に以下にご紹介いたします。

1.正門・正参道
熱田神宮に近い駅は4つあります。
名鉄「神宮前駅」、JR「熱田駅」、名古屋市営地下鉄名城線「伝馬町駅」「神宮西駅」です。
そして、多くの案内では名鉄「神宮前駅」から徒歩3分と記載があります。
しかしこれは、東門へのアクセスとなります。
正門(南門)から入りたいのであれば、最寄り駅は地下鉄名城線の「伝馬町駅」1番出口から徒歩5~7分のようです。
他の駅から行けないわけではなく、神宮前駅からも徒歩でぐるっと回れば正門に着くと思われます。
熱田神宮の前にどこに行くかなどの要素も検討の条件として、どの駅から行くかは事前に確認されることをおすすめいたします。
熱田神宮の境内については公式サイトからダウンロードできるPDFファイルの境内図が詳しいので、こちらもご覧になると参考になります。

2.大楠と宮域林
「大楠」は、文字どおり、大きなクスノキです。
幹回り約7m高さ20m、名古屋市で最大の巨樹と聞いています。
樹齢約1000年、弘法大師(空海)自らが植えた7本のうちの1本と伝わっているとのことです。
また、熱田神宮宮域林は、創建以来斧を入れず自然状態が保たれている、天然の森だそうです。

3.本宮
以前は土用殿に祀られていた「草薙御剣」ですが、現在は本宮に祀られています。
心を鎮めて、お詣りしたいと思います。

4.清水社(しみずしゃ)
御祭神は水をつかさどる罔象女神(みずはのめのかみ)です。「お清水さま」「お清水さん」と親しまれているそうです。
清らかな湧水で眼を洗えば眼がよくなり、肌を洗えば肌がきれいになるといういわれます。
最近コンタクトレンズによる目のダメージが気になっている私は、ぜひ眼を洗いたいと思っております。

5.土用殿
現在、草薙神剣は正殿の主祭神として祀られていますが、以前はこの土用殿に祀られていました。
明治26年に正殿の主祭神となったので役割を終えた土用殿は、昭和20年に戦災で焼失しました。
現在あるものは昭和46年に復元されたものということです。

6.信長塀
長さ200m。日本三大土塀だそうです。
あとの二つは、兵庫西宮神社の大練塀、京都三十三間堂の太閤塀です。
織田信長が、桶狭間の戦いに勝てたことに感謝して奉納しました。
桶狭間の戦いは、兵数の差も大きく不利な状況のなか、急襲しての奇跡の勝利だったとされています。
立派な土塀を奉納したということは、信長にとって熱田神宮が特別な存在であったのですねー。

7.宮きしめん 神宮店
名古屋旅行で楽しみな「なごやめし」。
私は、まずは昼食として「宮きしめん」を熱田神宮内のお店でいただくことに決めています。

8.宝物館
御神体が神剣であることもあり、名刀の宝庫だそうです。
所蔵の中の国宝1点も「来国俊(らいくにとし)」という鎌倉時代の短刀です。
私は現在ニワカ歴史ファンなので、織田信長の「天下布武」の印がある朱印状を自分の目で見てみたいです。
「天下布武」の意味は私にはわからないのですが、興味深いサイトを見つけることができて参考になりました。
織田信長の「天下布武」―全国武力統一にあらず― | 東洋大学 入試情報サイト
ただし展示は月替わりで変わるので、見たいものを見ることができるとは限りません。

9.二十五丁橋(にじゅうごちょうばし)
板石が25枚並んでいる、名古屋では最古の石橋だそうです。
熱田神宮公式サイトには、二十五丁橋についての以下の興味深い記載がありました。

名古屋甚句の中には西行法師(さいぎょうほうし)が、これほど涼しい宮を誰が熱田と名をつけた、というユーモラスな唄があります。
「ア~ 宮の熱田の二十五丁橋で エ~  ア~ 西行法師が腰をかけ 東西南北見渡してこれほど涼しいこの宮を たれが熱田と ヨ~ ホ ホ ア~アア 名をつけたエ~トコドッコイ ドッコイショ」

なお、「熱田」の語源については以下の熱田区の公式サイトに情報がありましたので、これも以下に引用させていただきます。
名古屋市:熱田区の紹介(熱田区)

熱田の語源
熱田の語源は諸説あり、明確ではありません。ここでは、2つの説を紹介します。

吾湯市(あゆち)熱田説
「熱田の地名をあんずるに、上古に吾湯市(あゆち)村といえるものあり、日本書紀に素盞嗚尊(スサノオノミコト)獲給いし草薙剣(クサナギノツルギ)、今、尾張国吾湯市村にあり、即ち熱田祝部掌る所の神是也と記せり」(『名古屋市要』)とある。この記述は日本書紀を根拠としたものであって、吾湯市・年魚市(いずれもアユチ)という地名にルーツを求め、これが今日の定説ともなっている。

年魚市潟(あゆちがた)説
これは『万葉集』に詠まれた熱田の光景である。「年魚市潟汐干にけらし知多の浦に朝こぐ舟も沖によるみゆ」とあり、知多浦の最奥の地、アユチガタが描かれている。このアユチガタという呼び名を熱田の語源とする説は多い。

10.清め茶屋
休憩所です。
「きよめ餅」というお餅を抹茶と一緒にいただくこともできるようです。
お餅はお土産として購入もできます。
ぜひ、お抹茶をいただきながら、尾張の空を見上げてみたいものです。
「宮きしめん」の後にここにも寄るからには、宝物殿をしっかり鑑賞しておなかを空かせておかないと!

11..清雪門(せいせつもん)
不開門(あかずのもん)とも呼ばれて閉ざされているそうです。
神剣を盗んだ者が通った門なので神剣が再び出て行かないよう閉ざしている、といわれるそうです。

以下は、熱田神宮公式サイトからの引用です。

末社楠御前社の北東に位置し、もと本宮の北門ともいわれております。俗に不開門(あかずのもん)とも言われております。
天智天皇7年(668)新羅の僧が神剣を盗み出しこの 門を通ったといわれ、以来不吉の門として忌まれたとも、神剣還座の際門を閉ざして再び皇居へ遷ることのないようにしたとも伝えられております。

12.別宮 八剣宮(べつぐう はっけんぐう)
708年創祀。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康も祈願をしたと伝わります。
時を超えて自分もお詣りをするのかと思うと不思議な気持ちになります。

13.摂社 上知我間神社(せっしゃ かみちかまじんじゃ)
知恵の文殊様と呼ばれるそうです。
ご祭神は乎止與命(おとよのみこと)です。
境内に多くの別宮、摂社、末社がある中で、学業成就のご利益がある神社が気になってしまいます。
これから一日に10忘れるなら、新しいことを15覚えられたらいいなあと思います。
いや、実際に忘れている数は10どころではないはずですが(泣)。

私のスケジュールでは、以上をチェックして、熱田神宮の正門から退出をする予定です。
しかしそのあとも、熱田神宮つながりで行きたいところはまだあるのでした。余力があればですが…。

14.あつた蓬莱軒
熱田神宮の正門近くにあります。
ひつまぶし発祥のお店だそうなので、公式サイトを見てみました。
明治時代、出前の帰りに空の丼が割れるのに困って木製の大きなおひつに数人分を入れて出前をしてみたところ、うなぎを先にとってご飯が残ってしまうので、さて困った ((+_+))。
そこで、鰻を細かく刻んで混ぜたら好評だったので、懐石料理にも出してみたのが始まりだそうです。
これならウナギが公平にみんなに行き渡りますねー。子供のころのおうちのカレーの肉がひき肉だったのはそういうことかしら?
ひつまぶしは以前にいただいたことがあること、多分この時点ではおなかがすいていないことから、今回はお店を横目に見ながら帰ろうと思っております(´ρ`)。

15.白鳥古墳(しろとりこふん)
余力があったら、熱田神宮を出て川沿いに歩いて、日本武尊の墓と伝えられる白鳥古墳まで行ってみたいです。
実際には、他の人の墓ともいわれているようです。

16.断夫山古墳(だんぷさんこふん・だんぷやまこふん)
白鳥古墳の北にある熱田神宮公園内には、日本武尊の妻、宮簀媛命の墓と伝えられる断夫山古墳があります。
これも他の人の墓ともいわれているようです。

以上、熱田神宮つながりで行ってみたいところでした。
このほかにもいっぱいあるので、「この秋行ってみたいところをあげてみるシリーズ」(その3)に続きたいと思います。

いつもお読みいただいて、本当にありがとうございますm(__)m。