【トーハク編】秋の名所でいってみたい場所(その1)

しばらく前から、秋には上野の「東京国立博物館-トーハク」に行こうと決めていました。
今年2018年10月2日~10月28日、トーハクで所蔵の「国宝 虚空蔵菩薩像」の展示が予告されていたからです。

国宝 虚空蔵菩薩像
本館 2室 2018年10月2日(火) ~ 2018年10月28日(日)

虚空蔵菩薩という菩薩さまがいることを知って興味をもったのは、以前に以下の記事を書いたときです。

成田のうなぎについて考えてみました

成田のうなぎについて調べているうちに、大変驚いたことがありました。
同じ成田市には、うなぎを食べない地区もあるというのです。
実際には成田だけでなく、千葉県内の他の地域や日本の他の多くの地域にもあるそうです。
虚空蔵菩薩を祀る地域や虚空蔵信仰の方々は、虚空蔵さまの使いであるうなぎを崇めて食べないところが多いと知りました。
虚空蔵さまとうなぎの伝承については各所でいろいろ違いがあるようですので、また後日調べてみたいと思っています。

「虚空蔵菩薩」の「虚空」は「広大な世界」の意で、人々を救済する力が虚空のように広大な菩薩さまだそうです。
また、学力成就の菩薩としても信仰を集めてきたそうです。私にも記憶力を授けていただきたい~。

また虚空蔵菩薩は、星信仰のひとつである妙見信仰にも関わりが深いそうです。
妙見信仰は、元は中央アジアの遊牧民が星を目印として大事にして信仰したのがはじまりと聞きます。
私がご縁がある熊本県八代市の有名なお祭りの妙見祭も、妙見信仰の八代神社のお祭りです。
そして現在住んでいる千葉県の千葉市イチオシの「千葉常胤生誕900年」でPR中の千葉氏も妙見を信仰して北極星と北斗七星を守護神としています。
何より、私のこのホームページのマークも星なので、気になってしまいました。

偶然に共通点があったことからとても興味深く、親しみ深く感じました。そして本で見た「虚空蔵菩薩像」がどこにあるのかと調べました。
すると東京国立博物館の所蔵で、今年10月の展示が決まっていると知りました。
国宝です。これはせっかくなので、ぜひ見てみたい!
というわけで、この秋、トーハクに「国宝 虚空蔵菩薩像」を見に行くことにしました。

私は美術に特に詳しいわけではなく、トーハクも次が2回目です。
前回は、「トーハクなび」というアプリをスマホにインストールして参考にしながら回った記憶があります。
その際、一人で見て回るだけではわからない情報を得ることができてよかったと思いました。
既にいろいろ忘れてしまったので、アプリも再インストールして、より深く、美術鑑賞にトライしたいと思います。

今回の「国宝虚空蔵菩薩像」の展示は、普段から絵画と書跡の国宝作品を入れ替えて展示している「国宝室」で以下のように展示されているようです。

絵画・書跡の名品をゆったりとした空間で、心静かに鑑賞していただくため特別に設えた展示室で、当館所蔵あるいは寄託の国宝から選りすぐった作品を展示します。

いったいどんな展示室かも楽しみです。
「数か月後だと忘れちゃわないかな」とドキドキしながら待っていた展示です。暑い夏には秋が遠かったですが、気がつけば予定はもうすぐです。

なお、せっかくなので「同日抱き合わせ一日がかり」でトーハクの以下の展示も見たいと思っています。
以下は特別展なので、料金は通常の入館料にそれぞれ別料金が必要になりますのでご注意ください。
オトクなセット料金もあるようですよ\(^o^)/。

東京国立博物館・フィラデルフィア美術館交流企画特別展 「マルセル・デュシャンと日本美術」
平成館 特別展示室第1室・第2室 2018年10月2日(火)~2018年12月9日(日)

特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」
平成館 特別展示室第3・4室 2018年10月2日(火)~2018年12月9日(日)

また、この秋から冬にかけての展示で他に行きたいと思っているのが、東京都美術館で開催される以下の展示です。

ムンク展―共鳴する魂の叫び Munch: A Retrospective
東京都美術館 2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日)

奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド Lineage of eccentrics: The miraculous world of Edo painting
東京都美術館 2019年2月9日(土)~4月7日(日)

私は1981年秋の東京国立近代美術館のムンク展を見ているので、数十年を超えてあらためて何を感じるのか、確認したいです。

奇想の系譜展は、千葉市美術館の初代館長辻惟雄先生が1970年に刊行された『奇想の系譜』に基づく、江戸時代の「奇想の絵画」展です。
伊藤若冲、曽我蕭白、その他豪華なラインナップのなか、特に長沢芦雪の絵を楽しみにしています。
日本絵画はブームとききますが、私が日本絵画を好きになったきっかけは千葉市美術館であり、それがなければ今も知らないと思います。金曜の夜に20時まで開いているので、その頃気軽に行くことができましたことも併せて、千葉市美術館の存在に感謝をしています。

はたして、もう一度見たい芦雪のあの絵を、私は東京都美術館で見ることができるでしょうか(いやまだわからない…ドキドキ)。

ことしの秋は「芸術の秋」を意識して、この機会に美術品の素晴らしさを享受したいと思います。
時間を超えて、今、作品を見ることができるのは、それを可能とする技術や芸術品が残っている巡り合わせもあるでしょう。
昔の城や建物の多くが焼失していることを思うと、「よく残っていてくれました」と感謝します。

まずはこの秋行きたい名所、その1でした~(そのうち続きます)。