栗めし 人吉駅弁やまぐち

2018年4月に熊本県人吉市に旅行をいたしました。とても美味しい駅弁の栗めしと、印象深い人吉駅の想い出を皆さまにご紹介します。

人吉駅には、鹿児島空港から高速バス(鹿児島中央バスターミナルから熊本行)で向かいました。昼の12時45分前に人吉ICバス停に高速バスが到着しました。じゅぐりっと号に乗り人吉駅前には15分程の13時頃につきました。じゅぐりっと号が無い時間は、タクシーで700円程で人吉駅に向かえるそうです。

人吉駅前のからくり時計を眺めつつ、さて「お昼はどうしましょう」と考えたときに、数年前にテレビで見た立ち売りの駅弁を思い出してJR人吉駅に入ってみました

熊本県人吉駅の栗めし

人吉駅の栗めしです。

駅の改札付近は人気観光列車の「かわせみやませみ」が終点の人吉駅に到着したばかりで、多くの外国のお客様で賑わう中をお茶屋さんが温かいお茶をふるまっていました。
ホームを見ますと、テレビで見たとおりに立ち売りの菖蒲さんがいます。ラッキー!と、急いで入場券を購入し中に入りました。

「会えてうれしいです」と菖蒲さんにお伝えし、一番人気の「栗めし」を一つ購入しました。
ベンチで食べながら見ていると、菖蒲さんはお弁当の販売以外にもお客様のご要望で一緒に写真を撮ったりして、忙しくされていました。

となりのホームには「いさぶろう・しんぺい号」も入ってきました。なんと豪華な駅だろうと驚きながら、写真を撮るためにベンチを立ち駅の改札内を背にして右側に向かいました。

人吉駅にかわせみ・やませみといさぶろう・しんぺい号が並ぶ写真です。

かわせみ・やませみといさぶろう・しんぺい号が並びます♪

※入場券を購入しても撮影はできますが、駅の外側の横から、列車を見たり、撮影できる場所もあります。

停車中の「かわせみやませみ」の客室乗務員さんは、目が合うと優しく微笑み返してくれました。
そのうち列車は動き出し、近くのホテルの女将さんたち(さくら会というそうです)と菖蒲さんが全身を使いながら手を振りお見送りをしていました。
私も、ドキドキしながら両手で手を振ってみました。一期一会の乗客さんたち、運転手さん、車掌さん、客室乗務員さんたちと通じた一瞬の笑顔のコミュニケーションに、人吉駅にきてよかったと思いました。

「栗めし」は「人吉駅弁やまぐち」さんが昭和40年に発売してからの人気商品です。
鮮やかな包装紙と、紐と、栗の形のお弁当箱は、忘れていた駅弁の幸せを思い出させてくれます。
栗が5つそのまま乗っていて豪華です。他も、すべてのお品が美味しいお弁当でした。

人吉駅内での立ち売りはお休みの日もあります。その際も、駅すぐそばのやまぐちさんの売店でお弁当を購入することが可能です。改札から駅の外に出てすぐ左のビルの1Fに店舗があります。
やまぐちさんでは、「栗めし」以外に「鮎ずし」も美味しいと有名で、サンドイッチも人気です。
後で売店でサンドイッチを購入いたしましたら、リーズナブルなお値段にも関わらず、具がずっしり重みがあって驚きました。また、噂どおり豪華で美味しいサンドイッチでした。こちらもおすすめです。

旅の移動は、お弁当も含めて楽しい電車の旅のプランを作るのもいいですよね。
変わる車窓を見ながらどのタイミングでお弁当の包みを開けるか、そんなことを考えながらゆっくり旅したいと、今回「栗めし」が思わせてくれました。こちら、人吉駅からの旅ですと、八代方面は美しい球磨川を眺めつつ、鹿児島方面は、大畑駅や日本三大車窓のあたりを眺め、桜島のある鹿児島中央に向かえます。

人吉駅は、「かわせみやませみ」、「いさぶろう・しんぺい号」、「SL人吉」、くま川鉄道「田園シンフォニー」に乗ることができる、電車好きの方にはとても贅沢な駅です。あの「ななつ星」も通ります。
列車に乗らなくても、駅弁を買って、列車を眺めて楽しむことができる素晴らしい駅です。
「SL人吉」はこのためだけに遠方から人吉駅に来る方も少なくないと聞きます。雨の日は写真にSLの蒸気がおさまり、撮影にぴったりとの耳より情報も知ることができました。

人吉の旅は、多彩です。お好みに合わせて、楽しんでいただければ幸いです。