人吉のお寺

熊本県内の寺社仏閣の8割が人吉・球磨地方にあると聞きまして、興味を持ちました。その中でも、直近の人吉への旅で3つのお寺に訪れることができましたのでご紹介させていただきます。

■相良藩願成寺
人吉・球磨地方は、「相良700年が生んだ保守と進取の文化日本でもっとも豊かな隠れ里」と言われ、700年同じ領主が統治するという日本でも稀な歴史を持つ地域です。その相良藩のお墓があるということで、人吉よりくま川鉄道に乗車して訪れました。

駅のホームの案内板です。

途中に、願成寺温泉がありました。
汗をかきながらでしたので、今温泉に入りたいなあと思いながら歩いておりました。

願成寺温泉です。

案内板によるとこんな温泉です。

相良藩願成寺です。

お墓の配置図です。相良700年、続くことのすごさを感じます。

写真がきちんととれていませんでしたが、この図が壮観で一番インパクトがありました。

駅に戻ると、先ほどは気づかなかった「セグッチョくん」がいました。
くま川鉄道のキャラクターになります。

重厚感のある駅でした。

■永国寺(ゆうれい寺)
旅の朝、元湯に出かけた際はまだ、本堂が開いておりませんでしたので、後に再度訪れました。
初代和尚さんが描いた自分の絵をみた幽霊が醜さに驚いてその後は出なくなったという話が残っております。

この永国寺は西南戦争の際も西郷さんが本営を設けて策を練ったお寺です。その後宮崎に撤退され、その際、この寺もこの幽霊の絵以外は燃えてしまったそうです。永国寺内では、幽霊の絵を見ることができ、隣に置いてあるビデオ映像で詳細を知ることができます。

この外のまっすぐな道は、人吉城址へ続きます。

■本願寺 人吉別院
バス停へ歩く道すがら見つけたお寺です。

歩道に案内板がありました。伺うと「すぐですよ」と教えていただけました。

九州は浄土真宗が多いのですが、その信仰が禁止されていた時期があったとは知りませんでした。

薩摩藩で浄土真宗が禁止されたことは、行きの飛行機の中で本で読みました。
そのときも驚いたのですが、翌日にこのお寺の近くを偶然通ったので、ぜひ見たいと思いました。
人吉・球磨地方も、約360年間相良藩の政策によって真宗がご禁制であったとのこと。お役人の目を盗んで念仏を唱えていたので「かくれ念仏」というそうです。

公式サイト「浄土真宗 本願寺派 本願寺人吉別院」によると、「長きに亘る念仏禁制や弾圧が終わり 浄土真宗解禁第一号がここ「本願寺人吉別院」だそうです。
五木寛之さんの「百寺巡礼」の中の一寺でもあるとのことですので、私も読んでみようかと思います。

一泊の旅のため、高速バスの時間も迫っているので、中に入れず残念。撮った上記の写真も何の写真かわからないままでした。次はまずここにもう一度来たいと思います。

そして「隠れ念仏の里めぐり」をしてみたいと思います。

たまたま回れたお寺の一つ一つが歴史があり、考えさせられる機会をいただきました。
もっと知りたいと思う歴史がある人吉をまた訪ねたいと思った、本日でした。