球磨川

熊本県水上村に源流をもち不知火海につながる球磨川は、熊本県最大の川であり、また最上川・富士川と並ぶ日本三大急流の一つとして知られます。
途中球磨川が流れる人吉市は山々に囲まれた盆地となっており、その寒暖差が激しい気候と球磨川が原因となって、年間100日以上もの高い頻度で朝霧が発生するそうです。
またこの川では鮎が育ち、その清らかな水と良質な米からは、球磨焼酎が作られ、愛されています。
急流を下るスリリングな「くま川下り」は観光船として人気で、ラフティングをする方もいらっしゃいます。
鍾乳洞の「球泉洞」もあり、くま川下りと合わせて観光の名所となっています。

球磨川沿いにはJR肥薩線が通っており、現在は熊本―人吉間を走る観光列車「SL人吉」「かわせみやませみ」も人気です。八代―人吉間では、車窓から球磨川を眺めることができます。
私も、いつかこの路線に乗ってみたいと思っています。

大橋から見た夕方の球磨川

人吉橋から見た朝の球磨川

人吉で球磨川にかかる橋はそれほど長くなく、川の音を聴きたくて手すりから顔を突き出すとそれまで聞こえなかった「ザアザア」という音がしました。人に血が流れているように、川が土地を守っていることを感じる音でした。
この川が3~40キロ離れた八代では、広くゆったりした大きい川になります。
川をたどる旅をしてみたくなりました。
自然と暮らすことの喜び、厳しさ、ありがたさを感じ、ここには山があり川があることが当たり前であることに驚きます。
県南に球磨川あり。川をたどって、いきたい熊本の場所がまた増えました。