【常陸国出雲大社編】笠間に行ってきました(その2)

前回から、突然の茨城ミニ旅行について語っております。
【前泊編】笠間に行ってきました(その1) | Andastar

当日の朝、用事には少し早かったので、「常陸国出雲大社」に行くことにしました。
今回は、そのことを書きたいと思います。

 

 

常陸国出雲大社は、島根県の出雲大社から分霊鎮座されました。
主祭神の「大国主大神おおくにぬしのおおかみ)」は、一般には縁結びの神様「だいこくさま」として親しまれています。

また、御客座五神は、以下のとおりです。
天之常立神(あめのとこたちのかみ)
宇麻志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)
神産巣日神(かみむすびのかみ)
高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)

摂社は、以下の二社がありました。
龍蛇神社:龍蛇神(りゅうじゃしん)
薬神神社:少彦那神すくなひこなのかみ

最寄り駅は、JR水戸線福原駅です。
ホテルを出て、JR小山駅から水戸行の電車に乗って45分で着きました。

駅につく少し前には、進行方向に向かって左側少し高い場所に大社と思われる建物が見えました。
この福原の地は、島根県の出雲大社から、長野県諏訪大社を通り、常陸国へと直線上で結ばれている場所なのだそうです。

なお、はじめから東京から福原駅を目指す場合は、電車の連絡によって常磐線の友部駅経由が早い場合と宇都宮線の小山駅経由が早い場合があります。お調べのうえ、お出かけくださいませ。
運賃はどちらから行っても1944円です(2019年2月現在、IC優先料金)。

福原駅前には、コンビニはありません。
朝食をとれる喫茶店もありません
左へ曲がるとすぐにお食事処があり、私の大好きな稲庭うどんの取扱があります!
しかし残念、まだ朝の8時前なので勿論開いてはいませんでした。

道中は、「出雲大社」のスリムな看板を頼りに進んで行きます。


道すがら、通りのお店から出てみえた方が、
「出雲ですかー?」
と笑顔でお声をかけてくださいました。
お参りには早い時間であることに少し驚かれた様子でしたが、
「確かにお昼から西風が吹くと寒いので、午前中がいいかもしれませんね。」
と仰ってくださいました。

駅を出てからは写真を撮りながらのんびり歩いて、道路の下をくぐって、大社の入口(門)まで10分強かかりました。

右側には、午前8時開門午後5時閉門であることが書いてありました。

開門時間があることは調べていなかったので、
「早く来過ぎなくて、よかったー!」
とほっとしました。
寒い日でした。
もし開門1時間前に来ていたら時間をつぶせるところは駅のベンチくらいしかなく、戻ろうにも電車はすぐ来なかったと思われます。

坂道を上がってどんどん行くと、大鳥居が見えました。

手前の摂社の薬神神社にもお参りをして、大鳥居をくぐって階段を上りました。
結局、駅から拝殿前まではのんびりで約20分でした。
電車から見て思っていたよりも、近かった印象です。

ガイドブックで見てワクワクした巨大な注連縄がかかった拝殿が、そこにありました。
この「大しめ縄」、長さは16m、重さは6tだそうです(@_@)。


ところで本殿は、日本最古の建築様式「大社造り」で建てられているそうです。
このご本殿を見なければいけなかったのに、手前の拝殿でお参りしただけで帰ってしまったのが今回の失敗でした〜(泣)。

拝殿へは右側横から入りましたので、手水舎に一度降りてから両手と口元を清めました。
時間が早かったので流水は出ていませんでしたが、お水は綺麗でした。
手水舎には、ハートをあしらった装飾もありました。
縁結びの神様ですもの〜♪。

常陸国出雲大社のお参りは、二礼四拍手一礼です。

私がお参りする前に、巫女さんと思われる女性が拍手を響かせておられたので、私も意識して
「パンパンパンパン」
と高らかな音が鳴るように手を叩いてみました。

拝殿は、天井画や、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)の像が素晴らしかったです。


このとき手に乗っていたのが、少彦那神(すくなひこなのかみ)でいらしたのですね、

その後、休憩コーナーのベンチで少しスマホ休憩をとりました。



ベンチからの角度だとこう見えます。

そのとき思いがけず8:30頃から神事が始まりましたので、しばらく見学させていただきました。
すべて見ていたかったのですが、9時過ぎの電車に乗らなければいけません。
名残惜しく思いながら途中で出雲大社を後にしました。

 

 

摂社の薬神神社の少彦那神(すくなひこなのかみ)は、御客座五神の神産巣日神(かみむすびのかみ)の手の股から産まれた子とされます。
「スクナビコナ」一寸法師のモデルにもなっている小さな神様です。

主祭神の大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)と少彦那神(すくなひこなのかみ)は共に仲良く国を作っていましたが、少彦那神(すくなひこなのかみ)は粟柄に乗ったら弾かれて「常世の国」へ飛ばされてしまったそうです。
その「常世の国」常陸国の関連について大変興味深く、もっと知りたいと思いました。

なお、摂社 薬神神社の御祭神「少彦名神」の解説の写真がありましたので、以下に貼っておきますね。

なお、古事記原文をコマのあるマンガにされた、こうの史代さんの「ぼおるぺん古事記(ニ)」の後半では、少彦那神(すくなひこなのかみ)がとても可愛らしく描かれています。
興味のある方は、ぜひご覧いただければと思います。

 

 

常陸国出雲大社については、以前ガイドブックで見たときには「いつかいけたらいいな」と思っていました。
それが、その気になったらあっという間に現地に行けたことに、感激しています。

また、神社や古事記のこととはしばらく離れていて、ほとんどのことを忘れてしまっていました。
あらためて本を読みなおそうと思うきっかけになったお参りでした。