楽太郎さん(円楽さん)について調べてみました

昨日2018年11月1日(木)から、「第十二回博多・天神落語まつり」が始まっています。
4日(日)までの4日間34公演、出演者を見ると大変豪華な顔ぶれに驚きます。
これをプロデュースしておられるのが、「楽太郎さん」でお馴染みの「六代目三遊亭円楽」師匠です。
今回は、その円楽さんについて、調べてみました。

 

楽太郎さんこと円楽さんは、1950年両国に生まれて、青山学院大学法学部を経て五代目三遊亭圓楽師匠に入門されました。
1977年には笑点のレギュラーに、1981年には真打昇進。
2010年3月には「六代目三遊亭円楽」を異例の生前襲名と、順風満帆に走ってこられました。

私が毎日曜日に見ていた笑点では、腹黒く笑う楽太郎さんのイメージがあります。
楽太郎さんのお師匠さんの五代目圓楽さんは、自らを「星の王子様」と呼ぶ、気取ったイメージを売りにしつつ、上品な方でした。
一方で厳しい方だったという話を耳にすると、そういう方に見いだされた楽太郎さんは心配りの細やかな方なのだろうと想像します。

1985年ごろ、江東区東陽に五代目圓楽さんが建てたという寄席の名前は「若竹」。
その借金を笑点メンバーがイジるというお約束があったので私も名前を覚えています。
その「若竹」があった頃に、楽太郎さんに弟子入りされていたのが今の伊集院光さんです。
朝のラジオで伊集院さんが「僕はもともとは落語出身だから」と仰るのを聴いたことがあります。
こんなつながりがあったのですねー(@_@)。

五代目円楽の楽太郎さんは芸能界きってのゲートボール通です。
各地で「三遊亭円楽杯ゲートボール交流大会」というゲートボール大会も開催されています。
今年3月付のサイトでゲートボールの魅力について、深く語っておられる記事がありました。

『おはよう!ゲートボール』のゲストに立川談志師匠が出演してくれたときに言ってましたよ。

「相手の邪魔をして自分たちがいい思いをするとんでもねぇゲームだ」って、名言だね。その後に、「だからオレに向いてる」ともね(笑い)。

これ、ゲートボールの面白さの核心をついた言葉ですよ。相手が嫌がるように作戦を組み立てる。だからこそ面白いし白熱するとカッカして、人間関係が面倒なことになることまである。だけど、それらを含めて面白いんです。

三遊亭円楽 視聴率2桁記録したゲートボール番組を回顧│NEWSポストセブン

この記事を読んで、人とかかわるのが好きな方なんだろうなあと感じました。

 

ところで、円楽さんは「オフィスまめかな」という素敵なホームページを持つ事務所に所属されています。
「上質な笑いを求めてー」というフレーズは、円楽さんのイメージにフィットします。
亡き歌丸師匠もこちらの事務所に所属されていると知り、頷けます。
代表取締役の植野佳奈さんは、京都ご出身で早稲田大学在学中の4年次から当時の楽太郎さんのマネージャーのアルバイトをされていたそうです。
オフィスまめかなのマスコットキャラクター「まめかな」がまたカワイイのです。
ぜひサイトをご覧いただければと思います。
すべてがお洒落で恰好良い円楽さんの人柄を、このホームページからも感じました。

 

さて最後に、博多のプロデュース落語会「博多・天神落語まつり」に話を戻します。
もう12回目になるこの落語会は、円楽さんが博多で仲間と飲んでいるときに話がまとまって、赤字は二人で背負う前提で始まったそうです。

インタビュー記事のこの部分が印象深く、私は好きです。

どうして博多なのかというと、たとえば上方でやっている人の会に我々が行くとゲスト、逆に東京でやると、上方の人がゲストになっちゃうわけです。どちらもホーム・ビジターにならないニュートラルな所となると、札幌か博多しかないということなんです。博多をみんなが好きなのは。酒も魚もうまいからですね。

いつもその時代に必要とされる人間でいたい。 三遊亭円楽 落語家 | 5LのWeb版 50代以上の世代に向けたプレミアムマガジン

新しい文化の息吹を博多に運んで育てて10年以上になるのですね。

ゲートボールにしても、同様です。

現在は私の名前を冠した大会が年に4回開催されています。一番古いのは今年で34回目になる長野県の渋温泉。ゲートボールやって楽太郎(当時)の落語を聞いて温泉に浸かる、といった趣向ね。平成24年からは宮城県の蔵王町、今年は福島県の会津若松市でもやることになりそうです。

三遊亭円楽 視聴率2桁記録したゲートボール番組を回顧│NEWSポストセブン

笑点のヒールキャラも、五代目圓楽師匠と歌丸師匠が「あいつが向いてるんじゃない?」と楽太郎さんにまかせた役割を、存分に果たして笑点を盛り上げてこられたと聞きました。

前にご紹介した記事のタイトルとおり、常に時代に必要とされて長く努めてきた方なのだと思いました。
両国の町とご両親にはぐくまれて、人とかかわるのがお好きなお人柄が愛されて、今のご成功があるのかしらと勝手に想像しております。

ところで私は、そんな円楽さんの落語を聞いたことがありません。
機会を見つけて、ぜひこの円楽さんの芸に生で触れてみたいです。

今回ごく短い時間でしたが円楽さんについて調べてみて、今回はエピソードが選びきれない、書き足りない「調べてみました」でした~(^▽^)/。