なごやめし(名古屋のグルメ)について調べてみました(2018年秋)

この秋、勝手にマイブームの愛知県です。
今回は「なごやめし」について調べてみました。

「なごやめし」の言葉は意外と新しく、2013年が始まりだそうです。

「なごやめし」の呼び方はいつから?
「なごやめし」という言葉の発祥は実ははっきりしている。産みの親は名古屋の外食企業Zettonの稲本健一社長。平成13 年に東京1 号店を出店した際、看板メニューにしたのが味噌串かつや石焼ひつまぶしなど名古屋の郷土料理だった。取材に来た東京のマスコミがこれらをひと言で言い表せないかと思案。イタめしをもじった「ナゴめし」という案も出たが、稲本氏の「もっと分かりやすく『なごやめし』にしよう」のひと言でこの名が誕生した。

I LOVE なごやめし -なごやめしは地域が誇る食文化 | なごやめし公式サイトから引用

(思いがけずZettonさんのお店が私の動線内にありましたので、そのうち行ってみようと思います\(^o^)/)

同じページには、「なごやめし」は名古屋だけではなく広域のグルメ、との記載もありました。そうだったんですか!
愛知、さらに東海地域にまでおよぶ広域のご当地料理を指し、分布エリアは「豆味噌文化圏」とも言い換えられるとのことです。

「なごやめし」の特徴としては、以下のようなことが言われます。
・味、うまみが濃い
・味噌が使われることが多い
・組み合わされることが多い
・種類が多い
・喫茶カルチャーが独特

森下えみこさんの「まんぷく名古屋」というご当地グルメコミックエッセイでは、私はあるコマが興味深かったです。
案内人のライターの大竹敏之さん(共著)から渡された「なごやめし」のお店リストを見て、「わあ~ 名古屋メシって茶色い」と目を細めるシーンです。
「茶色い」のも特徴なのですね~(^▽^)/。
なおこの「まんぷく名古屋」の本は、誰もが知っている有名店をあえて外して、知る人ぞ知るお店を紹介されている本です。
興味があったらぜひお手にとってくださいね。

さて、「なごやめし」では、まずは以下の5ジャンルが定番だそうですので、こちらをご紹介したいと思います。

味噌かつ
ひつまぶし
味噌煮込みうどん
手羽先
きしめん

ガイドブック8冊の目次を調べて、「なごやめし」に乗っている名前を上から順番に重みづけの点数をつけて足してみたところ、この5つがダントツでした。
結局、最初に読んだガイドブックに書いてあるとおり「5大名物」になってしまいました(@_@)。
そんなに一生懸命調べなくてもよかったのですねー( ノД`)シクシク…。

味噌かつ

有名な「矢場とん」初代店主さんが商品化したのが始まりだそうです。
甘辛い豆味噌だれが特徴です。

雑踏の屋台で、一人の客が何の気なしにつまみで食べていた串かつを、おもむろに”どて鍋”(もつの煮込み。名古屋では豆みそで煮込みます)のたれにドボンと浸して食べてみた。そして一言「こりゃ~美味い!」。たまたまそこに居合わせた客も試しに食してみると、「なるほど、これはいける」と...。実はその人こそ「矢場とん」の初代店主、鈴木義夫でした。

その後、鈴木義夫はこれを何とか商品に出来ないものかと試行錯誤し、やっとの思いで秘伝のみそだれを完成。昭和22年(1947年)、南大津通四丁目電停前に「矢場のとんかつ」として創業致しました。みそかつのルーツは、矢場とん初代店主が生み出したイマジネーションの産物だったのです。

名古屋名物みそかつ 矢場とん – 矢場とんのルーツ から引用

味噌かつは、次に名古屋に行くときはぜひいただきたいと思っております。

ひつまぶし

ひつまぶし発祥のお店として、以前にブログの中で「あつた蓬莱軒」さんのページをご紹介しました。

【愛知県 熱田神宮編】秋の名所でいってみたい場所(その2)

ひつまぶしの発祥は諸説あるそうで、その一つに「いば昇」さん発祥説もあります。

いば昇さんのホームページにもさらっと記載がありました。

「ひつまぶし」とはウナギの蒲焼きを細かく刻み、おひつのご飯の上に乗せたものです。
大正時代に名古屋で始まり、当店「いば昇」も発祥店のひとつとされています。

ひつまぶし|名古屋名物ひつまぶし 錦三丁目 いば昇 から引用

ひつまぶしには、三重県津市の“まかない発祥説”もあるそうです。
私が一番はじめに目にしたのは、「刻んで混ぜればみんなにウナギが平等に行き渡るから」という理由での「まかない説」でした。

真実は一つとは限らないと私は思うので、いい感じでひつまぶしの伝統が続いているのであれば、素敵なことだなあと思います。

味噌煮込みうどん

味噌煮込みうどんの特徴については、「愛知県めんるい組合」さんの記事からご紹介します。

一番の特徴(とくちょう)は、色の濃(こ)い粘(ねば)りのある味噌汁にかみごたえのある硬(かた)い「うどん」。初めて食べる方はずいぶん驚(おどろ)かれるのではないでしょうか。味噌仕立ての汁で煮(に)た「うどん」は、全国の各地にある家庭(かてい)料理です。「味噌煮込みうどん」とよく似た料理で山梨県の「ほうとう」が有名ですが、「味噌煮込みうどん」も元(もと)をたどれば、この「ほうとう」が伝わったものではないかとされています。

味噌煮込みについて | 愛知県めんるい組合 から引用

味噌は豆味噌なのが、他の地域とも違うところとの記事を他でも読みました。

この「愛知県めんるい組合」さんの同じページでは、土鍋についての記載が、印象に残りました。

お店で鍋料理をつくるとき、熱の伝わりが早く、簡単に割れてしまうことのない金属(きんぞく)製の鍋を使うところもあるように思います。しかし、「味噌煮込みうどん」の場合は、ほぼまちがいなく一人用の土鍋-焼き物の鍋-で調理されて、お客様の前に運ばれてきます。肉厚(にくあつ)の土鍋は、熱が鍋全体に均等(きんとう)に行き渡(わた)ることで、粘りのある汁を煮ても焦(こ)げつきにくい器(うつわ)です。また熱を蓄(たくわ)える作用もあるので、ガスコンロからおろしても長い時間アツアツの状態(じょうたい)を保つことができます。熱くて食べるのに時間がかかりますから、食べ始めと終わりでは、うどんの芯(しん)の抜け方に違いを感じると思います。この変化を楽しむのも「味噌煮込みうどん」のおいしさの秘密の一つではないでしょうか。ぐつぐつと煮立ったまま運ばれてくる「味噌煮込みうどん」。くれぐれもやけどをしないよう、気を付けて召し上がってください。

「熱くて食べるのに時間がかかりますから、食べ始めと終わりでは、うどんの芯(しん)の抜け方に違いを感じると思います。この変化を楽しむのも「味噌煮込みうどん」のおいしさの秘密の一つではないでしょうか。」のところに、しびれました。さすが、めんるい組合さんです。

味噌煮込みうどんは熱いので、土鍋のフタを小皿にして覚ましながら食べられるお店もあるそうです。

麺が固いというのは、私好みです。
これを読んで、味噌煮込みうどんも食べなくては、と数少ない食事回数の中での選択肢の比率がぐぐっと変わったのでした。

手羽先

唐揚げにタレで味をつけた「なごやめし」の「手羽先」は、博多出身の「風来坊チェーン」現会長によって生み出されました。

名古屋名物・元祖手羽先唐揚げ/風来坊 – 手羽先唐揚の誕生

昔はスープの出汁程度にしか思われていなかった手羽先を、商品化して自分の店で出して喜ばれたのが始まりだそうです。
おそらくそのおかげで、今は多くの居酒屋さんで、手羽先の唐揚げを美味しくいただくことができるのですね。

「風来坊」は、「世界の山ちゃん」と手羽先の2大人気店だそうです。
お店によって味や食感や辛さが違うので、いろいろ試してみるのも楽しいですね。

きしめん

以下のページによると、きしめんの由来は、「雉麺説」「紀州麺説」「棊子麺説」があるそうです。

名古屋名物「きしめん」由来・起源には諸説あり|名古屋めし

きしめんが平たい理由についても上のサイトに記載がありますが、謎のようです。

由来への好奇心よりも、食いしん坊としては、あの平たい面が食べたいという一心です。
ついには「なごやめし」以外にも、あの一反木綿のような桐生の「ひもかわうどん」の域まで突き抜けたい所存です。

なお、私はきしめんは熱田神宮でいただこうと思っております。
そんな中、新幹線ホームの立ち食いスタンドのきしめんも大変美味しいとの情報があり、悩みます。

名代きしめん 住よし新幹線上りホーム店
(無休、6:00~21:30 時間は時期により変動があります)

愛知県「名古屋駅」に、新幹線を途中下車しても食べたいきしめんがある | マイナビニュース
(2013年の記事です。マイナビニュースは広告が表示されますので、ご覧いただくかskipをクリックしていただく必要があります。)

新幹線開業とともにオープンした店だそうです。早くて美味しくてリーズナブル!。

あと、名古屋駅徒歩7分の朝日屋さんには「焼き太きしめん」があるそうです。
ピリ辛ダレのきしめんが、ナポリタン風に鉄板で出てくるそうです。多分私にはツボです。

こうして5大「なごやめし」を調べているだけで、もう名古屋に住んでしまいたい気分です。まいりました~m(__)m。

 

さて、「なごやめし」には種類も多く、他にもいっぱいあります。

えびふりゃー
天むす
名古屋コーチン
みそおでん
どて焼き
とんちゃん
どて煮
あんかけスパ
台湾ラーメン
スガキヤさん
カレーうどん
鉄板スパ
ベトコンラーメン
モーニング
小倉スイーツ
小倉トースト
ナゴヤスイーツ
老舗洋菓子、和菓子
ナゴヤみやげ
…etc

スガキヤさんは、名古屋本社のファストフード店で、以前は関東にも店舗がありましたので懐かしく感じます。
ほかには、とんちゃんって何?とか、ベトコンラーメンって何??とか疑問があります。
調べたいことは多々あるのですが、今回はこのへんでまとめたいと思います。

多くの情報があって混乱したので、主観で図にしてみました。

行き当たりばったりに書いてみた図です。
不備がありましたら、申し訳ありません (^_^;)。

 

歴史上、中部エリアはとても重要な場所と聞きます。
革新的であり、慎重さを重んじて保守的でもあり。
アレンジが得意で新しいものを生み出せる、イノベーションの地なのだと「なごやめし」から感じました。

上記のとおりちょっと調べてみたら、「なごやめし」は膨大で深淵で、簡単には語れませんでした。
そして私は、「なごやめし」をほとんど食べたことがないのです。
コタツの中でちょこちょこと調べて書いているだけではイケナイ、という気持ちがフツフツと湧きました。
「行きます、行きます」とオオカミ少年になることなく、いつかは現地に行きたいと思います。
そして、またここでご紹介できれば幸いです~(^▽^)/。