鬼平犯科帳について調べてみました(その1)

ふと思い出したことがあります。
以前にある方に、
「理想の上司を知ることができる映画やドラマでオススメはなんですか?」
と伺いました。
すると、
「『ハンチョウ』か、『鬼平犯科帳』ね。」
との返事が返ってきました。

その後いずれのドラマも見ることはなく、さいとう・たかを先生のマンガ版「鬼平犯科帳」を一冊買って読んで、そのまま5年ほど忘れていました。
今回は、その「鬼平犯科帳」について調べてみました。

 

 

「鬼平犯科帳」は池波正太郎先生による、実在した「長谷川平蔵」火付盗賊改役をモデルにした捕物小説です。
「オール讀物」で1967年に初登場から続いていましたが、1990年に池波先生が亡くなって未完のまま終了したそうです。

小説を原作としたさいとう・たかを先生のマンガは「コミック乱」で1998年から始まり、現在も掲載されています。
コミック乱、すごいな。定期購読しちゃおうかしら。

そして、テレビドラマも人気だったそうです。
主役の長谷川平蔵役は、以下の4人の俳優さんが演じられました。
・八代目松本幸四郎さん
・丹波哲郎さん
・萬屋錦之介さん
・二代目中村吉右衛門さん

他にも、映画も、アニメもと幅広く作品化されています。

さて今回ネットサーフィンなどで調べていて、気になったのは、以下の4点です。

■食が魅力的に描かれているらしい
とはいえ、池波先生が書かれたのは贅沢品ではなく、庶民の味、普通の食です。
季節やその状況を表わすためのたった一行二行の表現に、読者に「自分も食べたい」と強く感じさせる力があるらしいのです。

特に人気のしゃも鍋屋の「五鉄」の店は何度も登場するそうで、多くの記事が見つかりました。
作中でこの店は、密偵とのミーティングにも何度も使われます。
たまたま目にした池波正太郎先生の文章の「軍鶏なべも煮つまっている」のくだりの煮詰まる軍鶏鍋を私も食べてみたいと、今思っています。

小説で五鉄があったとされるのは、両国駅から清澄通りを行って首都高の少し手前、右側あたりです。
また池波先生によると、「五鉄」は、別の地域に存在していた店の名前だそうです。

いろいろ調べていたら、軍鶏鍋というものを冬に味わってみたいものだと思うようになりました。
実はちゃっかり、地元で軍鶏鍋をやっているお店を探してしまいました。

■大人買いに勇気がいる
当初、これを書き始めたときに
「電子書籍でさいとう・たかを先生の鬼平犯科帳マンガ版を大人買いしちゃおー」と思いました。
しかし55冊も出ています。

そして、今気になっているドラマのDVDを探してみたら…すごいセットがありました。

「鬼平犯科帳千両箱 DVD全巻セット79枚組」

「明日中にお届け」の表示に、いいですいいです〜(泣)と腰が引けました。

…そりゃほしいですけど\(^o^)/。

それぞれの膨大な量に、
「一生のうちには読み切れない見きれない」
と思ったので、マンガもDVDも一旦購入はあきらめました。

■熱烈なファンが多いらしい
小説、マンガ、ドラマといった本編以外にも、鬼平犯科帳の世界を語る本、料理に関する本、ゆかりの地の散策本など多くの本が出ています。
今月新たに出版される本も見かけました。
小説もドラマも終了した今も、ファンの方の熱いご支持は変わらないのかしらと思いました。

■二代目中村吉右衛門さん版ドラマが特に気になる
フジテレビ全盛期、トレンディドラマが流行っていました。
この時期に「鬼平」を本格派時代劇でやろうと、同じ志の有能な方々によって制作されたのが、「二代目中村吉右衛門さん版」のドラマシリーズです。
1989年7月開始、まさにバブル真っ只中だったと思い出しました。

また、中村吉右衛門さんに次の鬼平をやらせたいと仰ったのは、原作者の池波正太郎先生でした。
鬼平深読み帳47 | ホームドラマチャンネル

以前の鬼平シリーズと違い、このフジテレビ版では京都で撮影しているそうです。
そのセットが本格的に作られただけでなく、京都なら東京で撮るのと違ってロケでのメリットが大きいのです。
美しい自然も、神社仏閣もすぐそばにあります。
そして、エンディングの映像と音楽も、いいらしいのです。
京都で再現した自然豊かな江戸の町…。
見たい!

私の場合、以下の方法で見ることができそうです。
・今契約中のスカパーのチャンネルで放映しているかチェックして、あれば録画をして見る
・ツタヤでDVDを借りてくる
・フジテレビのオンデマンドサイト「FOD」に月額888円+消費税で登録して、好きな時間に見る

多分、私にはFOD登録がベストだと思います。
第一話「暗剣白梅香」は無料で見ることができるようなので、まずは試してみたいと思います。

現在無料配信で見ることができる「暗剣白梅香」の回は、池波先生の小説では第一巻第六話、さいとう・たかを先生のマンガ版では2巻目の「仕置ノ五 暗剣白梅香」が対応します。
せっかくなので小説のマンガの両方を読んでから、ドラマ版をじっくり見てみたいと思います。

 

 

ところで、また電子書籍のお話です。
マンガ版の55冊大人買いをしようと思ったときは、電子書籍のクーポンが出るタイミングを待つことにしました。
昨年、電子書籍サイトhontoでは、数回リイド社のマンガが40%引きになったときがありました。
「鬼平犯科帳」大人買い計画も、そのタイミングを狙うこととして待ち続けて今に至ります。

ただしその後hontoは運営会社も変わり、前回のリード社の割引が25%だったので、もう40%引きの日はこないかもしれません…。
余談でした。

 

 

子供の頃から時代劇が好きではなく「ガラガラガッシャン」とシャッターを閉じていた私には、今あらためて見ようとしている「鬼平犯科帳」の世界は新鮮です。

「鬼平犯科帳」に見る理想の上司とはどんなものなのか、その食の表現は小説からドラマへとどう膨らんでいるのか、ドラマに描かれる江戸の街は私が知る時代劇の中の江戸とどう違うのか、興味が尽きません。
また、小出しにご紹介していきたいと思います。
よろしければお付き合いくださいませーm(_ _)m。