二度寝で、夢を見た。
若い女の子を誘ってカラオケに行った。
誰かに報告をしてから行ったら、その誰かであるお調子者の芸人のような男もやって来て、嬉々として座っている。
会場では、次々に息が荒い人たちがベッドで運ばれていく。
ああ、例の。
気がつけば私の2組ほど先のベッドの上の人も、呼吸がおかしいので救急車を呼ぶ。
「大変、テレビで重大発表が」と会場がざわつく。
みんな2階に上がってみるが、テレビではドラマだかが流れている。
発表が終わってしまったにしても呑気ではないか。
じゃあ帰ろう。
彼女が選んだ出口方向へは、斜度7~80度の段のない階段で降りるしかない。
段がないんだから階段じゃないけど、坂とはいえない異常な設備です。
「えー、そっちかー」
仕方なく降りるが、斜度がキツイ以上は手摺を使って降りるしかない。
こんなに人が感染している時期なのに手摺を触るのはいやだなあ。
日々気をつけていたのに、今日は何で遊びに出ちゃったのかなあ。
外に出たら、繁華街の交差点。
人には会わなかった。
夢をスマホにメモしながら、また眠りに落ちそうになりました。
遊びに出たことを悔いるくだりを書いていて思ったことは、
「やっぱり経済的な影響が大きいぞ」
ということでした。
当たり前ですが。
実際、私が倒れたら母の生活は立ち行きません。
母が感染したら、かなりの確率で生命に危険があります。
そのため通常以上に神経質に感染の可能性を避け、「やろう」と思い立った様々なことをやめています。
楽しみにしていた会に行こう。
いや、人混みはダメだ。
友人と待ち合わせてよしもとの劇場に行こう。
いや、人混みはダメだ。
帰りにパチンコ屋に寄って、人から聞いた新台をやってみよう!
いや、人混みはダメだ。
くまモンのファン感謝デーがあるのか!
いや、人混みはダメだ。
不要不急の外出をすべて止めることで貯まるお金は、社会に落ちなかったお金でもあるのです。
(しかし他に使ってお金は消えました)
物欲はただ衛生用品に向かい、いま一番ほしいのはアルコール消毒液です。
どうせないとは思っていたけどAmazonを見てみたら…。
なんだ?、アルボナース500mlが一本一万円って。
衛生用品といえば、マスクは元々必需品ですが、
「いつか在庫がなくなったら作ってもいいじゃないか」
と決めて、探し回ったり買いだめしたりはしないことにしました。
呑気に過ぎるであろうか。
夢のことを書きながら改めて
「ギリギリな母のサポート状況」
のギリギリ度を少し下げる方法があることに気づきました。
「次のケアマネさんの面談では、臨時のヘルパーさんをお願いできるかも聞いておこう」
緊急時体制に向けて、鼻息が荒くなった朝でした。
マル!。