ふと思い出した犬のこと

こんにちは。
けさ私は、飼っていた犬のことをふと思い出しました。
以下は、
「ものを食べているときに読まないでね」
という内容です。

 

 

以前うちには複数の犬がいて、そのうち一匹が一歳足らずのヤンママで子供を産むことになりました、
動物病院の先生からは、管理不行届と怒られたものです。

時間は遡って、この犬は家に来て少しした頃に、食糞をしているとわかりました。

ぎゃーーーー!

人間が寝ているところに顔を舐めに来ると臭いがするので
「ぎゃっ、●●ちゃん、食べたね!」
と、こちらは飛び起きます。

記憶を辿ると、この時私はこの問題について、大した対策をとらなかったはずです。
「この子ならしょうがない」
どこかで諦めていたのかもしれません。

もともとこの犬を買い始めたのが、巨大な犬猫販売会であまりに落ち着きがないと目についたからでした。
私が開館と同時に入館して数分のうちに、同じ犬種同じ性別の犬が即座に売れていくのを見ました。
お品のある人間の親子(父と息子)が抱いているその犬は、これまたお嬢様然としたご様子です。
ふとダンボールの中に残っている大勢の犬たちを見ると、暴れまわるメス犬に隣のオス犬が迷惑しているのが笑えました。

道理で、さっきすぐに売れたメスの半分の金額です。

「こりゃひどいわ。誰も買わないわ」

そう思って広い会場を一周してきたら、私は今度はその犬から目が離せなくなりました。
そうしてこの犬を、ケーキみたいな箱に入れて連れて帰ってきたわけです。
聞いたことがないような名前の血統書がついていました。

イメージは、野生児。
食糞も仕方ないかー、って感じでした。

で、この犬はこの数カ月後に子供を2匹産みました。
出産時に仔が引っかかってしまったんだったか、急遽帝王切開で産みました。18時か19時頃に病院に駆け込んだ記憶があります。

病院の台の上で、彼女は出産直後には異物を見るような目で自分の仔を見ていました。
母親の自覚はないので、私達の顔を見たら起き上がって一緒に帰ろうとしました。
しかし産まれたあとの10数時間の間に当直の獣医さんが
「ほれほれ」
と無理矢理繰り返し子犬を押し付けてくれて、朝方に母性が発動したそうです。

彼女は出産のストレスからかアカルスという皮膚病になったにも関わらず2匹の仔犬を守り、育てました。

そして2ヶ月位で母親としてのスイッチは切れて、仔犬たちは守るべき存在ではなく、自分が人間の愛を受ける上でのライバルになりました。
びっくりだよ。

 

 

で、気がついたら食糞が治っていました。
結局、その後10数年後に死ぬまで、ありませんでした。

彼女は子育ての間に子犬のお尻をなめて排便を促すという仕事をしてくれたので、
「食糞はアレの準備だったのか?」
とシロートは勝手に思っています。

犬たちは教えなくても勝手に子供を作るし、
母性のスイッチが入ったり消えたりするし、
「動物ってそういうふうにできているんだなあ」
と私は感慨深くしみじみした記憶があります。

 

 

そしてこれを書いていて、私が今朝このことを思い出した理由がわかりました。

ウォシュレットを使っていて思い出したんだった!

良くも悪くも、私はウォシュレットを排便の助けにすることが多いです。
そしてふと、
「犬の子供みたいなものかしらねえ」
と思ったのでした。
いや、自力でしろよ。

はじめから最後まで、尾籠な話でありました。
すませんm(_ _)m。