こんにちわ!。
一段落してほっとした実家の片付けですが、思い出したことのひとつに
「あれ捨てなきゃよかったかなー」
と思った物がありました。
今日は、それについて書きたいと思います。
◼️風呂の椅子
これは、実家を片づける勢いで私の自宅で片付けたときに
「えいっ」
と捨ててしまったものです。
数年前に買ったもので、洗面器、石鹸箱、手桶とお揃いのデザインのしっかりしたものです。
この風呂の椅子について、
「高さが高すぎて犬を洗うときに腰が痛い」
と身内からクレームがあり、安価で高さが低い椅子と入れ換えていました。
そして邪魔になっていたので、断捨離モードの勢いで不燃ごみの日に捨てたのです。
それから数ヶ月、母が新居で風呂を使うために椅子が必要になりました。
「思えばアレがちょうどよかったはず!」
と、捨てたことを後悔しました。
椅子は購入が必要となったので、母が普段から座っている椅子の座布団の高さまで計ったら40センチでした。
その高さの風呂椅子を探して、お値段には少し目をつぶって購入しました。
そのとき、
「40センチなんてちょっと変だなー」
とは思っていたのですが、当たっていました。
母から、
「あれ、高すぎて危なくて座れないのよ」
といわれてガッカリでした。
座布団がふかふかしている状態で計った高さなので、実際に座ってつぶれた状態の高さはもっと低いのです。
買い直さねば~、と思いましたがそのとき母は既に、そのへんにあったプラスチックのかごをひっくり返してタオルを敷いて座ってみて
「これでいい」
という結論に達していました。
椅子は、私が風呂や部屋で使うことになりました(泣)。
◼️思い出系のもの
ふと、人を思い出して
「会ってみたいな」と思いました。
もうどこにいるのか、生きているのかもわかりません。
引越でいろいろ捨てたものの中に、その人の関連のものがありました。
小さいし、薄かったので、残しておけばよかったなと思いました。
「捨てなきゃよかった」と思ったものはほかにもあったような気がしましたが、忘れてしまいました。
一方で、風呂の椅子も思い出の品物も、捨ててよかったのだともわかっています。
断捨離にあたりそれが残るような基準を設けていたら、今頃は毎月コンテナ代を払っていることでしょう。
縁のあったモノと生きているうちに別れたいならば、ひとつひとつ片づけて喪失感を感じざるを得ないのですよねえ。
後悔して、買えるものは買い直したとしても、捨てたことが正解だったのだと思います。
「車を手放して困ったときはタクシーに乗ればいいじゃないの、その方が安いのよ。」
というのと似ています。
あとは、これからの自宅の片付けで、その頃のような厳しい基準を持つ自信がないことが問題です。
がんばろーっと o(`^´*)。