【引越当日・写真もネェ】いよいよ親の家を片づける(その39)

こんにちわ。
私は、昨年秋から今年の春にかけての約半年間、実家の引っ越しを目標として片付けをしてきました。
いわゆる流行りの「親の家を片づける」の実践でした。
今日は、その目標であった、引っ越し当日のことを書きたいと思います。

 

 

前日夜から、母の新居に先に一人で泊まった私は、よく眠れないまま朝を迎えました。
いつもなら起きている時間ですが、この日はもう一度ふとんへもぐりました。
その後起き出して、トースト1枚とおにぎりひとつを朝ごはんにしました。

6時に実家に行き、母に
「おはよう」
と言って引越デーの始まりです。
9時には業者さんか来て、引越本番が始まります。

ガタガタと手当たり次第荷物を袋に放り込みます。
もうどこに何を入れたかかわからない( ゚Д゚)。
今回は段ボールは一切使わず、主に100円ショップの大きな袋を使いました。
一部の荷物は、私の部屋から出てきた頑丈なプラケースへ入れました。
仏具ケース(小1つ)、食器ケース(中1つ)、冷蔵庫の中身ケース(大2つ)の引越で荷物ができました。

そんな中、母が仏さまに上げたお茶の二煎目を淹れてくれたので一緒に飲んで一休みします。
これも、私ならペットボトルで済ませてしまうところですが、しょうがありません。

気が急く私は、早々に
「じゃ」
と言ってすぐに2階へ上がって、まずは母がこの朝まで寝ていたエアーベッドの排気と布団の圧縮にとりかかりました。
この時は複数の寝具をまとめて圧縮できる一括式圧縮袋の予備はないので、昨夜私が寝たふとんが入っていた圧縮袋を流用します。
とにかく袋に入れて、小さくしてしまえばこっちのものです。
またIKEAのブルーバッグに詰めて、排気済みのエアーベッドと一緒に、先に新居に運んでしまいました。
これが新居におさまることで、引越で運んでもらう仏壇の置き場が決まり、押し入れの前のスペースが確保できるかが決まります。

このときに道すがら会ったネコさんは、以前に別の場所で見たネコさんでした。
こんなところまで行動範囲?と嬉しくなりました。
「まあ今日もがんばりたまえよ」
と言われているような気がしました。

 

実家に戻って、また生活用品を片端から袋に詰め込みます。

「これは?」
と聞いてくる母に
「今考えてる暇はないわよっ (-_-#)」
と怒ります。
母は萎縮して、可哀想なくらいです。
しかしそうは感じても、テンパっている私は優しくはなれませんでした。

室内には、「いざ引越」の当日まで目に入らなかった不要品もあります。
半年間、頑張ったつもりだったけど全然だったなあと遠い目になりました。

そして、
「新しい機器の使い方も説明が必要だから、今日も母のところに泊まらなければならないだろうなあ」
とも思いました。

 

9:00、いよいよ業者さん登場です。
引越専門の業者さんではなく、口コミでご紹介いただいた何でも屋さん、便利屋さんにお願いしています。
前回に大物ゴミの廃棄をしたときと同じ業者さんで、今回も世話役の方ともう一人で計2名での作業です。

まずは実家から新居に移動する荷物を運んでトラックが一回動き、その後廃棄品を車に積んだ状態で追加で一回動きました。

土壇場では、また何でも頼みました。

ダンポールの処理
カセットガスボンベの処理
開かなかった古い瓶の処理
つけたままのニンニク酒の処理
カーテンレールの取り外し‥

何から何まで、頼みました。
自治体のルールに従って自分で捨てられる物の廃棄も、
あとで身内に頼めばやってもらえることも、
「あっ、これもお願いします」
と次々に業者さんに頼みました。

時間に限りがあります。
すべてケリをつけて次へ進みたいと思いました。
この目の前の引っ越しを終えたあとは、
「持っていった荷物を復旧する」
というミッションも待っているのです。

さて、引っ越しの間古い家にいる母はというと、先日拭いてして綺麗にした「脚立兼椅子」に座っていてもらいました。
貴重品と位牌と過去帳を袋に入れて持たせていました。
私の財布が入ったバッグも母の手元に起きっぱなしにしたので、私は安心して身軽に引っ越しに専念できました。
母も、業者さんにいろいろと
「これも持っていってください」
などと指示もしていたようです。
テレビの下にあった板などという、不要な物も大事に新居に届けられて、後から笑いました。
ただし母は、自分が邪魔になっていると思って少し気に病んでいるようでした。

 

業者さんの引っ越しは、約2時間で終了しました。
その場で支払ったお会計の金額は、この時期の相場も考えるとかなりお安かったはずです。

今回の業者さんがよかったポイントは、

・オールインワンで融通がきく
・見積りから引っ越し当日まで、同じ人が見てくれた
・口コミで「この人なら大丈夫」「安くやってくれるから」と太鼓判を押してもらっていたので安心
というところでした。

デメリットもあります。
作業員さんにまで礼儀正しさを求めたいとか、テレビで見るような完璧な引っ越し作業をイメージされる方には合わないかもしれません。

ひとつ小さな失敗をしたのは、エアコンの撤去、処分を電器屋さんにお願いすれば少し予算が浮いたかもしれないことでした。
電器屋さんにはあとから新居にエアコンを付ける作業をお願いしたので、
「一緒に処分もしようか?」
とご提案いただきました。
しかし既にエアコン撤去費は引越をお願いした業者さんにお支払い済みでしたので、電器屋さん側はお断りをすることになりました。
ただしこれも立ち会いが少なくて済んだを思えば、スムーズでよかったかもしれません。

前回の大規模廃棄と今回の引越でお支払した合計金額を、考えて思ったことがあります。

「あんなに長く『家を片づけないといけない』と気に病んでいたことが、たったこれだけの金額で片付くのか」

と、ちょっと呆然としました。

「もっと早くやっておけばよかった」
と考えながらも、
「いや、そうもいかなかった」
「やはりタイミングが必要だったのだ」とも思いました。

 

遅めのお昼ご飯は、新居で母とおにぎりを食べました。
結局、コンビニおにぎりは多めに買っておいてよかったです。

新居の部屋の中央には母の椅子を置いて、ここがこれからの定位置です。
そしてその回りは、何が入っているのかわからない袋でいっぱいです。

「お風呂の使い方などを教えないといけないので今日は泊まるよ」
というと、母は、
「わからなければ聞くからいい」
と言います。
「ふーん?」

 

夕方になり、私は身内に車に乗せてもらって買い物に出ました。

まずはドラッグストアで水を買います。
新築の建物なので、水質が心配です。
しばらくの飲み水、炊飯は購入したミネラルウォーターを使ってもらうことにしました。

次は、前から決めていた家具を注文するためにニトリさんに行きました。
配達は2週間後とちょっと待つことになりそうです。 決めたのが遅かったので仕方ないと、発注をして帰りました。
ニトリさんでの大きな買い物は初めてでした。
担当の方が優しくて、ちょっと感動しました。

母の新居に戻る前に、自宅に寄ってちゃぶ台のようなテーブルをもって出ました。
炊飯器、トースターを仮に設置するためです。
背中の曲がった母には、物の高さは重要です。
ちょうど良さそうだと思ってあらかじめ掃除をしておいたテーブルです。

ウエスの束もとってきました。
少し前には、
「ウエスをこんなに作っちゃった」
と反省しましたが、今回は役に立ちました。

新居の掃除は掃除機をかけたくらいでした。
ウエスを一番使ったのは、引っ越したあとの家具の掃除でした。
仏壇の裏側や冷蔵庫の天板の上は、埃が積もって毛布の厚さになっていることがビックリです(@_@)。
ごほごほ。

 

新居に母のもとに戻ったら、母は新しい機器の説明書を読んでいました。
私はテーブルに炊飯器を設置したりといった作業を済ませて、ひと息つきました。

ここで、私はこの夜は母のところには泊まらないことにしました。

母は、歩くのが大変だけ、目が悪いだけ、背が低いから届かないだけです。
本人ができることまでしてあげることはないのだと気づきました。
自分でやる意欲をそいではいけない。
勘違いをするところでした。

この日やそれ以前に、母が人に
「娘が全部やってくれるから助かってます」
と言っていたのは、
「やりたくても自分ができないことへの悔しさ」
でもあったのだとも気づきました。

母のベッドの上にふとんを乗せて、
「あとは自分で大丈夫?」と聞くと、
「大丈夫」
との返事がありました。

(実は大丈夫ではありませんでした。原因の私のミスについて、後日書きたいとおもいます)

冷蔵庫の中身も、自分で戻してもらうことにしました。
ウエスと消毒用のアルコールを渡して
「あとはいろいろ自分で工夫してね」
と伝えました。

「お米がどこにあるのかわからない」
という大問題も発生していましたが、
「自分で探すからいい」
というので任せました。

母は子供の頃から一人で苦労をしてきた人です。
孤独を辛いと思いながらも、一人でやるのが楽でもあるように思います。
ずっと一緒にいるばかりが嬉しいわけではないのではと感じました。

 

 

その後私は私の自宅に戻り、身内と夕食をとりました。
この日の缶ビールは、特に美味しかったです。
女子フィギュアの坂本花織ちゃんが見たかったのに、眠さに勝てず見れなくて残念でした。

結果的には、引越前々日から同じTシャツで3日間過ごしていました。
そういえば、首にかけるタオルは浴用のフェイスタオルではなくてスポーツタオルが正解だったよなあと後悔した記憶もあります。

そんなこんなで写真の1枚も撮らずに、懸案の引越デーが終了いたしました。

引き続き、引越翌日以降のことも書きたいと思います。
いつも読んでいただいてありがとうございますm(_ _)m。

【追記】
当日撮った写真を、後から見つけました。

引っ越し当日の私の朝ごはんでした。

扉の写真です。ガムのオマケのシールを貼ったのてしょう。引っ越し真っ最中に初めて目に入りました。

ちょっとシミジミします。