【番外編】いよいよ親の家を片づける(その16)

実家の片付けが最大の関心事である、ここ最近です。
今回は、それに関連して役所で書類をとってきましたので、そのことを書きたいと思います。

 

 

必要なのは、母の住民票と、保証人用のこちらの印鑑証明などです。

母の住民票については、事前に書いてもらった委任状とその場で書いた申請書を出して発行してもらいます。
委任状は、ネットでダウンロードできたサンプルのとおりに全文を書けば印刷の必要はありません。
しかし、文字を書くのが苦手な母には、委任状の書式を印刷して空欄だけ書く方法が正解でした。
今後も複数の変更申請をする予定があるので、市のサイトからダウンロードした委任状のPDFファイルをコンビニで印刷するときには、予備のため5部印刷しておきました。

役所では、申請が淡々と処理されて、申請書類が申請者の元に(有料で)手渡されます。
「おつりがないようにご用意ください」
「一万円札はご遠慮ください」

と堂々と書いてあるのも役所っぽいです。
そんな張り紙が気になる私は、300円の発行料に10000円を出したにもかかわらず優しく対応していただきました。
ごめんなさい、それしかなかったのー。

印鑑証明は、大昔に作った印鑑登録証を使って発行できました。
マイナンバーカードは作っていないしナンバーの通知ももっていかず、今日発行できなかったら困ると心配していたので無事発行されて安心しました。

書類が発行されるまでの待ち時間に、キョロキョロと周りを見回してみました。
怖そうな人も、おしゃれな人も、ご年配の方も、ベビーカーを引く若い奥様も、誰も彼もが平等に、書類の発行を待っていることが不思議な感じでした。
ああ、役所だなあ、としみじみ噛み締めておりました。

 

 

同じ印象をもったことがあったことを思い出しました。
病院でした。
昔に父が透析を始めるために入院したときの同室の方が、見た目がコワイ方でした。
しかしその方が、やはり同室にいた方のことを
「この方はもう何十年も透析をされている大先輩で、オレなんかまだまだヒヨッコですよ」
と仰っていました。
病気の前にはみんな平等なのだと感じた記憶があります。

 

 

ところでこの日の朝出かける間際には、ネットで頼んだ奈良筆「あかしや」さんからの荷物が届きました。
その後家に戻って箱を開けようとした私は、過去にしたことがない行動をしました。さて、なんでしょう?

 

 

 

 

 

 

答えは、
「大安の日を確認した」
です。

先日、引越の日取りを私の都合で決めてから、母に
「●日でいい?」
と聞いたら
「あら、その日は友引なのよ」
という返事が返ってきました。

 

 

「ああ?」
と正直思いました。
しかし本人が気持ちがいいのが一番と思い、速やかに大安の日で手配をとりました。

そのことが頭に残っていて、自分も化粧筆をおろすのに
「どうせなら大安に使い始めよう」
と思ったのでした。

家に入ってきたものに敬意を示したのは初めてかもしれません。
また、母の言うことを尊重したのも珍しいことてした。ちょっと自分に驚いています。

ネットを調べたら、もっと細かく、物によっても吉日が違うようです。
しかし私はそこまでは勘弁していただいて、今回はラッキーのオールインワンである大安の朝に使い始めようと思います。

 

 

そんなわけで、引越の日取りもスルスルと決まっています。

ゴミを触る日も触らない日も、片付けは少しずつ進んでゆくのでした マル。