「絶体絶命都市4(ネタバレ)」からの「震度7の生存確率」(その1)

こんにちは。
先月私はNintendo Switchというゲーム機械を買ってブログに書きました。
ソフトのリングフィットアドベンチャーとセットの商品でした。

リングフィットアドベンチャーを買いました

リングフィットアドベンチャーは、まだ述べ5回しかやっておらず、一回あたり5分前後しか使っていないというテイタラクです。
でも、まだまだやる気はあるんですのよ。

そして今回のブログのテーマは、このリングフィットを差し置いてやっているソフト
「絶体絶命都市4Plus -Summer Memories- for Nintendo Switch」です。

せっかくSwitchというハードウェアを買ったので、
「どんなソフトがあるんだろう」
とネットであれこれ見ていて目に止まったのがこれでした。
そういえばこのソフト、私は以前に
「やってみたいけど機械がないわね」
とあきらめたことがあったような無いような(忘れた)。
家電量販店に行ったら店頭のソフト売場に並んでいたので
「店の棚に並ぶとは意外とメジャーなんだ」
と驚きながら購入しました。

以下の記載ではネタバレがあります。
やってみたい方はお読みにならないでくださいね。

 

 

このゲームの冒頭では、スーツを着た若い主人公がバスに乗っているときに震度7の地震にあいます。
就職面接と思われる「彼か彼女(選択可能)」は、地元ではない「勝手を知らない街」で災害に遭遇。人と会い、話し、複数の街を行き来し、頼まれたお使いをしてストーリーが進むのです。
見ると、順次海外でも発売されているようです。

実はこのゲーム、私は購入前に悪評を目にしていました。
不評の内容はいろいろでしたが、
・悪人がやりたい放題で胸糞悪い
・ゲームのストーリーの後味が悪い
・途中で過去作品常連の馴染み深い女性キャラクターを死なせるなんて信じられない
・途中で知り合う女性が暴行され、また助けることができない
・操作性が悪い
・後半やっつけ仕事
・技術的にはもっと絵が綺麗なはず
・これでこの金額は高すぎる
など散々で、
「もう二度とやらない」
「すぐ売ってやった」
などの怒りとともに、多くが長文で丹念に綴られていました。

私自身は、このソフトを購入した目的が
「ゲームで災害を体験してみたい」
というだけでしたので気にせず購入しました。
また普段ゲームをやっていないので、ゲームの常識や金額の相場、良し悪しは私にはわかりません。

そして私がやってみた結論としては
「悪くないだろう」
と思っています。
確かに、
「とりあえず公開までに時間足りなかったのかなー」
とか
「操作性が悪くても、実際の災害時も思う通りにはならないからそれを味わって」
みたいなコメントに
「後付けなんじゃない?」
と思ったりもしましたが、総合的にはそんなことを上回る意味のあるコンテンツだと感じました。

また、
「これをやって大きなことに気づいた」
「やらなければ気づけなかったことなら、ゲーム代金は私には全く高くない」
とも思っています。

このゲームをやってみて気づいたことは、
「私は、『私だけは災害では死なない』と思っている」
という私の認知の歪みでした。
例えば私が何かの本で
「首都直下地震でこのエリアでは何万人の死亡者が出ると予測されています」
という文章を読んでも、私は「自分がそのなかにいる可能性」をゼロだと思っているわけです。
防災のことを考えはじめてもう2年近く経っているのに!私、まだここ?

このゲームで私は、余震で倒壊する建物の下敷きになって何回も死にました。
ゲームなのでそのたび何度も私は生き返りましたが、実際にはこうはいきません。

私が「備えましょう備えましょう」と買い込んだ食糧は、災害になれば自宅でこれを食べれば大丈夫くらいに思っています。
築何十年という自宅の一階がつぶれてしまう可能性など、全く意識にありませんでした。

また、ゲームの街並みは、繰り返す余震でどんどん変わっていきます。
高速道路は倒れ、人は下敷きになり、ビルは倒れて道を塞ぎます。
1回目の地震で倒れない建物も、余震の2回目3回目には耐えきれず崩れるわけです。

このゲームをやって私が気づけたことは、大変重要なことでした。

 

 

さてこのゲーム、
「クリアに時間がかかるんだろうなあ」
と心配していましたが、ゲーム素人の私が1日に数時間ずつネットの攻略法に田頼ながら進めて、10日間で終わりました。
ゲーマーさんたちは、購入初日で完結してしまったようで驚きです。

今は私は主人公の性別と名前を変えて、ゲーム2周目をやっています。
やり直して改めて細部を目にして驚きました。
新米高校教師の女性「比嘉先生」は今作で、地震直後に教え子の女子高生3人を探しているときに主人公と出会います。
彼女は、そのうちの一人を助けるために行動し、絶命します。

このゲームの序盤で比嘉先生が生徒を落ち着かせるためだったか
「私はこれまでの震災も生き延びて来たんだから大丈夫」
みたいなことを言うシーンがあります(曖昧でスミマセン)。

私が「私だけは災害では死なないだろう」
と思っているように、
比嘉先生も
「これまで生き延びることができたように、私は大丈夫なのだ」
とどこかで思っているから女子高生たちに対してそういう言葉をかけたのでしょうか。
それは彼女の心の根にある、「正常性バイアス」が見えた瞬間でした。

制作側はそこまで考えてストーリーを作ったのだろうかと、ふと思いました。

 

 

今回のタイトルのとおり、私はこのゲームを終えたあと「震度7の生存確率」という本を読みました。
全くの偶然で、電子書籍でフォローしてあったこの本が激安になった日に購入したものです。

この本がまた面白く、先へと容易に読み進めることができ、また目からウロコの本でした。
そしてその内容は、クリアしたばかりのゲームでのきづきを補完してくれました。

という話まで書けないうちに時間切れです。
また後日、(その2)として書きますねー♪