普通救命講習に行ってきました(その1)

こんにちわ!
本日、地元の消防署で3時間の救命講習(無料)を受けてきました。
昨日つい防災の本を買ってしまったのは、これつながりでもありました。
今日は、救命講習で感じたことを書きたいと思います。

 

 

◼️まずは手順の復習です
1. 反応があるか確認。
肩を叩きながら耳元で、次第に大きな声で「もしもーし(わかっていれば名前」と呼びかける。このとき片手をおでこにあてると体温もわかるのでよい。
2. 大声で人を呼んで「人が倒れています、応援お願いします」「(一人に向かって)あなたは119番お願いします、50代女性、意識がありません」「(別の一人に向かって)あなたはAEDを持ってきてください」と可能なら名前を呼んで、わからなければ手を出して目を見てアイコンタクトをとって確実に依頼する
3. 呼吸を確認普段通りの呼吸かを全10秒で確認(カウントは6秒でいい)。
4. 胸骨圧迫を30回
5. 人工呼吸2回、上記とセットで繰り返す
6. 途中AEDが届いたら圧迫の手を止めるのを最低限にして自分の足元に置いてもらう。機械の電源を入れて操作案内の音声に従う。

以上、私はいつまで覚えていられるかなー?

◼️胸骨圧迫、AEDが必要な理由がわかった
胸骨圧迫(心臓マッサージ)は、止まった心臓のかわりに手動でポンプの役割を果たすことでした。
なので、できるだけその手は止められないのですね。
AEDは、「心室細動」と呼ばれる心臓が痙攣して細かく震えてポンプが使えなくなっている状態を検知して震えを取り除くものでした。
心室細動でなければ「電気ショックは必要ない」とAEDがナビゲートしてくれます。
深く考えて迷ったり悩んで時間を過ごすよりも、始める方が明らかにメリットがあると知りました。

◼️胸骨圧迫は大変
人形を相手に、30回の胸骨圧迫と2回の人工呼吸を数セット繰り返しました。
きついです。
声を出して数を数えて息も上がるし、組んだ自分の手へのダメージも感じました。
一人では無理なので、やはり向かい合って2人で交代で行うのがいいと感じました。
経験者がいなくても、この間に教えながら覚えてもらえばいいわけです。

今も手の甲が少し痛いー( ゚Д゚)。

◼️AEDはどこにある?
AEDがなぜ必要なのか理解できて、それでは私の動線上のどこにAEDがあるのかと気になりました。
ネットでマップで見ることができます。

財団全国AEDマップ

救急車が到着するのが全国平均約9分後だそうです(あくまで平均)。
その前にAEDを調達して適用することができる距離にAEDがあるのか、調達できる人員がいるのかなど気づくことが山盛りありました。
傷病者さんと自分一人しかいなければ、救急車を呼ぶのも、胸骨圧迫をするのも自分一人です。
AEDを用意は電話で誰か持ってきてもらえるのでなければ諦めるしかないのでしょう。

防災で常に目にする「共助」は、
人がいないとできないなあ
としみじみしました。

◼️本物は足があるんだった
上半身おへそから上だけがある人形で実習をしました。
「応援者が持ってきてくれたAEDを、『AED使えますか?』ときいて使えなかったら自分の足元に置いてもらう」
というロールプレイングでした。
このとき、傷病者さんの見えない足のことは忘れていました。

そうだよ、ここ、足があるから置けないんだわ(;´゚д゚)ゞ。

実習が終わってからそのことに気がついて、
「あたし、なにねぼけてんのかなー」
と自分に驚いてしまいました。

 

 

さて、講習が始まってすぐに、みんなでビデオを2本見ました。
その2本目に見たメッセージビデオが、心に残っています。
同じ映像をyoutubeで見ることができるのでご紹介します。

平成23年9月、駅伝の練習中に倒れた小学6年生の桐田明日香さんは、翌日帰らぬ人となりました。
ご両親は、気持ちの整理がつかぬまま、少しずつ明日香さんの命の意味を考えはじめます。

なぜ
AEDは
使われなかったのだろう?

なぜ心臓マッサージが
されなかったのだろう?

明日香が倒れてから
救急隊到着までの
事実が知りたい。

ここから前例のない事故分析が行われました。
明日香さんの命は、さいたま市を動かしたのです。

けいれんして、ゆっくりとあえぐような呼吸をした明日香さんが出していた合図は「死戦期呼吸」というもので、実は心臓マッサージが必要だというメッセージでした。
そこにAEDもあって大人もいたけれど、その頃はこのことがわからなかったのです。

その後、さいたま市教育委員会は事故を分析した結果を元にいざというとき迷わず使える教職員用のテキストを作りました。
それがASUKAモデルです。

そして私が心を打たれたのが、

さいたま市は
すべての小・中・高等学校で
いざという時にAEDが使えるよう
子どもたちにも心肺蘇生の授業を
行うことを決定した

の部分でした。
そこに使われている、子どもたちが実習する光景の写真の尊さに圧倒されました。

ビデオを見た後に自分も救命講習を体験してみて、
「さいたま市ではあれを小学校から高校までの間に複数回学習するのだ」
と驚き、
「うらやましい」
と思いました。
学習できる子どもの立場としてうらやましい。
また、道行く若者がみな救命の意味を知り実施できる町を歩ける人々がうらやましいのです。

わからない…
そんな時は

胸骨圧迫
(心臓マッサージ)

そして
AEDを
使って下さい

明日香さんが残してくれた、メッセージです。

 

 

多分、今日の講習でやったことはあっという間に忘れてしまうはずです。
いろいろな形で、この動作を、意識を、忘れたくないと感じた1日の終わりでした。

そして、書き忘れたことがいっぱいありそうなので、(その1)として本日は終了させていただきます。
ありがとうございましたー(*≧∇≦)ノ。

※本ブログの内容に誤りがあったため、2021年1月22日に関連記載を削除いたしました。
ご迷惑をおかけした各位には、心からお詫び申し上げます。