末次由紀 著「ちはやふる」を一気読みしました(ネタバレあり)

こんにちは。
今日もマンガの話です。
昨日私は、何もしないで一日マンガを読んでいました。
末次由紀先生の「ちはやふる」です。

昨日の2月10日には、48巻が発売されて読んだところでした。
そのときネット情報で気づいたのが、なんと2022年2月10日、11日限定で、1巻から47巻まで無料で読めるということです。
10日の朝7時から私は「マガポケ」という週刊少年マガジンの公式アプリをタブレットにインストールして、夜の12時まで17時間「ちはやふる」を読み続けました。
洗濯もさぼっちゃったよ。

 

 

一巻目で出会う主人公「綾瀬千早」は小学生です。
福井から転校してきた「新(あらた)」が方言でバカにされているのを見過ごせないまっすぐな千早。
自分もハブられても気にせず、新に話しかけ、彼が「かるた(百人一首)」が上手く、いつか名人になるのが夢であることを知ります。
また、新は千早の「耳がいい」という稀有な才能に驚き、千早に「かるたのクイーンになればいい」と言います。
「かるたで日本で一番なら、それは世界で一番ということだ」
という新の言葉を千早は胸に刻むのでした。
初めは新をバカにする側だった千早の幼なじみ「太一」も、いざこざを経て仲良くなり、3人一緒に「白波会」という競技かるたの会に入会します。
しかし実は新は有名な永世名人の孫で、その祖父が倒れたことで中学からは福井に戻ることになります。
「私達にはかるたがあるからまた会える」
と別れて、高校生の3人の話へと続くのです。

千早は高校で太一と1からかるた部をつくり、部員を集め、個人戦だけでなくチームで団体戦を勝つことに力を尽くします。
そして大学受験を控えた冬、強力なライバルとクイーン戦を戦うところで物語は完結しそうです。
なんと、「あと一巻で終わり」と作者さんが宣言されたのです。

このマンガ、新しい巻が出るとあっという間に読み終わって
「つ、次は??」
と巻末の予告を見ると
「次巻は7月13日発売」
とか書いてあって計画的で驚いたものです。
もう、最終巻のページをどう構成するかまで明確に決まっているんでしょうね。
ちなみに、最終巻と言われる49巻は
「2022年 夏発売予定!!」
なんだそうです。

他のオススメマンガに違わず、このマンガでも登場人物がみな魅力的です。
小学生のときに試合をしたちょっと嫌な感じのする男の子たちは、高校生になり大事な仲間になり、ライバルになります。
スカウトして仲間になった同じ学年の5人はもう家族のような存在です。
戦った都内、他県の高校との親睦、年を経て指導者になりつつも現役でもあるかるたを愛する人たちの思い。
あと1巻ではもう会えない人たちもいるのかと思うと寂しいものです。

 

 

「ちはやふる」は2008年から講談社の「BE・LOVE」で連載中のマンガです。
なぜ私が読み始めたのかは思い出せません。
おそらく、「このマンガがすごい!」オンナ編で2009年3位、2010年1位なので、何の気無しに買ったのがきっかけではないかと思います。
よく本屋さんにある、一話が読める見本小冊子を読んだのかもしれません。
もう丸10 年以上追いかけているわけですねえ。
感慨深い…。

なお、掲載誌の「BE・LOVE」は大人の女性向けのマンガ雑誌で、主に高校3年間が描かれるこの作品が載っているのは不思議な気がしていました。
しかし、大人が共感できるマンガなんだよなあと思います。
そういえば毎回新しい巻が出るたびに私は鼻をズルズルさせて感涙しているのです。

白波会の先輩の坪口さんはやがて教師になり、創部1年で優秀な成績を残した千早たちのかるた部のライバル部を率いる顧問として登場します。
彼は生徒たちに「青春は今しかない」と熱弁してチームを煽り、都内有数の実力校を作ります。
その子たちが3年で部を去るときに
「青春が今だけだというのは嘘だ」
「自分だって今が青春だ」
「君等の青春はこれからも続くんだ」
みたいなことを言って謝るシーンが心に残りました。

私も、青春とはいいませんが今が一番楽しいです。
やはり大人向けのマンガでもあるのだなあと感じたエピソードでした。

 

 

私は既刊の48巻はすべて購入したものの、今回楽に一気読みできるのはこの機会しかないと頑張りました。
なぜなら、
紙で買っていた時期あり、
紙の本を裁断してスキャンして「自炊」した時期あり、
現在の電子書籍購入の時期あり。
と、整理できてなくて、一気読みは難しいのです。

最近は新しい巻が出ると前の巻のことは忘れてるし、今回
「ああ、こんな話だったっけ」
と繋がってよかったです。

とはいえ、10年も読んでいるのにかるたのルールや戦略はほとんど理解しないままに完結を迎えそうです。
感動部分だけ味わっている、怠惰な読者です。
きちんと味わって理解して読んだら、コスパが高い作品です。

こうして「ちはやふる」について書いていたらまた読みたくなってしまいました。
マガポケの無料配信は今日までですか、見ていたら別のサービスで3月9日までの企画がありました。
よかったら、見てみてください。
ついつい、泣けます。

ではまた。