絹田村子著 「数字であそぼ」を読んでいます

こんにちわ。
今日はマンガのご紹介です。

 

 

この「数字であそぼ」が出ていることは、ブログ友達さんがご紹介されていて知りました。
著者の絹田村子先生のマンガは、
「さんすくみ」
を買って読んでいました。
そのため、この「数字であそぼ」も、嬉しくてすぐ読みました。

「さんすくみ」は、神社、寺、教会のそれぞれのあととり息子が、仲良くつるんでいる話でした。

こちらの「数字であそぼ」の主人公は、大学生の横辺建己(よこべたてき)です。
おそらく京都大学をモデルとした、西の雄「吉田大学」に、記憶力で入ってしまった横辺は、入学早々に数学の授業が理解できず、そのままひきこもって2留しました。
なんとか復学した際に、やはり2留で数学とギャンブルが好きな北方と出会い、物語が回っていきます。

北方の他の登場人物も、個性豊かです。
・横辺が引きこもるきっかけになった発言をした夏目まふゆ。
・まふゆの友人で神社の娘の平坂世見子。
・吉田大学の生徒に過去問を時価で売る猫田(男性)。
・横辺が住むアパートの大家さんと飼い犬で雑種の「だんご」。
・村上開新堂のクッキーをあげるから数学科に入れと勧誘する教授のオヒゲの早乙女先生。

一巻あたり5話の各エピソードはそれぞれ独立しています。
中でも、1巻後半の横辺の留年の親バレは、親戚中が集まっている中で
「実は天才じゃない」
「授業が理解できていない」
ことまでも晒されてしまう、迫力の話でした。
このシーンの構図が、かっこいいのです。
臨場感を味わえました。

そして肝心の、数学ネタです。
他の専門知識漫画を読むのに同じく、ついつい毎回すっとばして読んでしまいます。
これは、私の先送りのひとつの形態です。

そして、いまふと閃きました。
主人公の横辺も、考えることを先送りにしてきたのです。
そして、未来のノーベル賞と地元で囃されながら、結局待っていたのは理解できない自分とそれを直視できないままずるずると休んでしまう自分でした。

数学は、考える学問のようです。
あと何回か読むうちには、横辺くんと一緒に少し浮き上がりたいものだと思いました。

 

 

さて、「絹田村子」と検索すると、「佐々木倫子」と検索候補が出てきます。
そういえば、このマンガは佐々木倫子さんテイストです。

「さんすくみ」では気づきませんでしたが、「数字であそぼ」は大学が舞台なので確かに「動物のお医者さん」と同じ香りがします。
(本当はマンガなので香りません)
検索結果をチラチラと見ると、その似ている雰囲気も好意的に受け入れられている様子で安心しました。

懐かしいなあ、また「動物のお医者さん」を読んじゃおうかなあ。
そういえば、チョビも犬でしたね。

 

 

以上のブログは、ぜんぜん紹介になっていないかもしれません。
何しろ根っからの理系嫌いの私には、数学の部分が残らないのです。
でも、そんな私のように、
「わからない」
ことで右往左往する主人公の横辺くんがいるので安心して読めます。
そうして私はこれからも、何度も読み返すと思います。

これから寝るので、寝落ちマンガとしてまた読むことにします。
おやすみなさーい。
この本も、大好きでーす。