「ヘルプマン!!(1)介護蘇生編」 を読みました。

こんにちわ!
先月、突然わたしのところに
「ヤァ!ヤァ!ヤァ!」
と「介護」がやってきました。

本当なら常識的にも突然とはいえないのですが、「私の回りには起こらないでしょ」とバイアスをかけて見ないふりをしていました。

今は、当人が入院中なのでモラトリアム期間中です。
病院を転院後に退院してからが、介護本番になります。

そして前回のブログでは、ちょうどご縁があった介護の本をご紹介しました。

「親が倒れた日から、いつかくる…その日まで。 かぶらぎさん家のケース」を読んでいます

私はこのブログを書いた日の朝、並行して、ある本を買おうかどうかを迷っていました。
私には、先にご紹介した本には出てこなかった懸念があり、その事を調べたかったのです。

「胃ろう」のことです。

母が倒れて救急搬送された病院の処置室で、私が受けたいくつかの質問のなかに、

「口から食事がとれない場合に胃ろうはしますか?」

という質問がありました。
母の意識はしっかりしていましたので、
「勿論です」
とその場で回答しました。
私はそのことを一週間以上忘れていたのですが、この日になって思い出しました。

「あれって、結構重要な判断だよね???」

と。

そして「胃ろう」で電子書籍を検索してみたら、
「ヘルプマン!!」
というマンガの一冊がヒットしました。
「ケイリン野郎」のくさか里樹さんの作品で、賞も取っているらしいこと、既に何十冊も出ていることがわかりました。

「どうしよう。」
「でも、今はWi-Fi環境もないし、電子書籍で使えるクーポンもないし、今はやめておこう」
と、その場の購入はやめました。

すると翌日朝にチェックしたブログ友達さんが、ご自分のブログで「ヘルプマン!!」をオススメされているではないですか!
ありがたく、心から感謝をして、まずは欲しかった一冊だけをその場の電車の中で購入、ダウンロードをして移動中に読みました。

前置きが長くなりましたが、今回のブログは、その本を読んで感じたことのご紹介です。

 

 

「ヘルプマン」は、当初講談社の「イブニング」で連載されて、
「ヘルプマン!」
として単行本全27冊が出ています。
私が購入したのは、掲載誌が週刊朝日になってからの全10巻の
「ヘルプマン!!」
の一冊目です。
何が違うかって、タイトルの!が増えているのです。

「ヘルプマン!!」の主人公は、こんな人です

恩田百太郎(おんだももたろう)

恩を百受ける男、恩田百太郎。介護を通じ、高齢者の圧倒的な知識や経験に学び、それを原資に、介護業界の矛盾を、等身大の高齢者視点で改善しようとする破天荒な青年。介護業界の主人公は高齢者自身とするがゆえに、介護保険制度や固定観念と日々対立。現在は、フリーの介護士として働き始める。

ぼくら報道陣は、いったい何を書けばいいのだろう。介護は、ほんとに記者泣かせだ。 | HELPMAN JAPANから引用

私が唯一読んだヘルプマンの一冊は、胃ろうをしている高齢者のその胃ろうを外すために、本人が好きだったカツ丼を口から食べられるようにしようと主人公百太郎が奔走する巻でした。

読み終えて感じたことは、以下の3点です

◼️そもそも自分の悩みと違った
わたしは、以下のようなことを考えていました。

●胃ろうをし始めたら、
「本人に意識がないのに可哀想なので」
とやめてもらうことができないのではないか(詳しく知りません、まだ調べてません)。

●本人の意思はどうなのか。今からその意思を本人に聞くことが自分にできるのか。

●自分が、その決断に従うことに耐えられるのか。

次々に重い問題が浮かんできます。
そんな中、マンガを読んで、

「胃ろうって、よくなって自分の口で食べられるようになっなたら外せるものなの?」

と驚きの事実を知ることができました。

「ワタシって、ずれてる?」
「ワタシって、何も知らない?」

あらあら。

その日友人からも、
「もし胃ろうをすることになっても、リハビリをすれば口から栄養をとれる可能性があるのだから、いま考えなくてもいい」
と言われて少し楽になりました。

◼️夢物語なんじゃないかなあ
熱い介護士さんは確かにいるだろうし、手厚い施設は確かにあるでしょう。
でも、現実でそういう方に会える気がしません。

◼️夢と現実を埋める努力が自分にできるか
夢の介護士さんだって、ずっとつきっきりなわけではありません。
「口から食事を入れて咀嚼して身体に栄養を入れてほしい」
と願うのなら、根気よく食べさせる努力を毎日自分ができるのか。

前に人から聞いていたのに忘れていたことを、このマンガで思い出しました。
介護施設で、ゆっくり食べる食事の介護をするのは大変なことだそうです。
先日親戚と話をしたら、高齢のお母様のために毎日3時間かけて食事介助をしに施設に通っていると言ってました。

人手が、お金が、時間が必要です。
プチ絶望を感じました。
このマンガで私が感情移入できるのは、なんとかしようする「孫娘ではなく」、既に諦めている「娘」でした。

◼️想像していた以上にストーリーマンガ。
主人公の百太郎の迂闊なところが私には愛しにくいキャラクターでしたが、爽快感はありました。
心情的に、読み返してもいいかなと思える本でした。

 

 

さて、上記の感想を持ったうえで、今私は
「介護のことを知るために、この『ヘルプマン!!』を全て読もうかな」
と思っています。
スムーズに頭に入ってくるので、短い時間で介護の一面を知ることができそうです。

ファンタジー(特異ケース?)と現実の折り合わせは、友人のやソーシャルワーカーさんの話を聞いたり、他の本を読むことでうまくやっていきたいと思います。

電子書籍の25%オフクーポンが当たらないかなあ。
講談社作品30%オフキャンペーン、来ないかなあ。

そんなことを考えながら、
「ヘルプマン!! 取材記」1~3巻(以下続刊)
も読んでみました。
ヘルプマンの最新シリーズで、現在も週刊朝日で連載中の作品です。

スケールの大きい話なのと、新聞記者の主人公「鯱浜良平」をどうも好きになれないことから、今の私が何度も読み返したい本ではありませんでした。
しかしこれも、現実とリンクしている話らしく興味はあるので、続刊を追いかけていきたいと思っております。

また「ヘルプマン」について新しく読んだときには、ブログでご紹介させてください。

どうか、頭でっかちになりませんように~(‐人‐)。