【凪のお暇・ネタバレ】2018年私のベスト少女マンガ

橋本治さんが亡くなりました。
私は、昔に「花咲く乙女たちのキンピラゴボウ」という橋本さんの少女マンガ評論を読んで衝撃を受けました。
先日の片付けで廃棄してしまったので、いつか電子書籍になったらもう一度読みたいと思っています。
(紙の本は前後編のようで、2019年2月3日現在amazonでは前編が6〜10日待ち、後編は在庫切れで入荷予定不明です。ですよね!私も再度読みたいのです〜)

今回は、橋本さんのことで自分の中で急に盛り上がった少女マンガ熱に押されて、最新刊5巻がもうすぐ出る「凪のお暇」をご紹介したいと思います。
以下はネタバレになりますので、それでも良い場合のみお読みいただければ幸いです。

 

 

昨年、「依存」のキーワードで電子書籍を検索したら、その中にこの「凪のお暇」がヒットしたので、そのまま購入して読んでみました。
タイトルの「お暇」は、「おいとま」、と読みます。
「このマンガがすごい!2019」のオンナ編では3位だったそうです。
また、第8回ananマンガ大賞も授賞しています。
掲載誌は、秋田書店の月刊誌、エレガンスイブです。

空気を読んで嫌なことも我慢してハイハイと受けていた主人公「大島凪」が、突然会社からドロップアウトして貧乏生活に入ります。
失業中の、時間だけはある毎日の中で出会う豊かな人たちとの交流は、リアルに今の時代、今どきの幸せを感じます。
また、主人公の凪が持つ「生活を楽しむことをできる資質」が、凪の毎日を明るくしています。
節約をも健やかに昇華する凪やご近所さんが、その交流の中で知恵や成果物を分け合います。
そこはみんな笑顔で、私には楽園に見えます。

一方で、追いかけてくる歪んだ性格の元彼の慎二(私は好きです)や、お隣のゴンさんへの新たな恋、いわゆる毒親な故郷の母親をどうやり過ごすか、それぞれ起こる問題に悩む凪の姿にも共感します。

物語が進むにつれて、元彼の慎二その他登場人物を軸にしたストーリーも紹介されて、どうなっていくのかと次の5巻が楽しみです。

 

 

途中で紹介されるレシピやちょっとした手芸ネタなども、このマンガの楽しみの一つです。
今気になっているのは、凪がお隣の小学生と作った、フライパンで焼ける「ちぎりパン」です。
この作品も、最近私が気になる他の作品と同じように「食」のシーンに魅了されます。
そのうち、この「ちぎりパン」を作って焼いてみたいと思います。

また、小道具も秀逸です。
凪がお隣の小学生のお宅にお邪魔してお風呂をいただくシーンで出てきた「ハッカ湯」の涼しそうなお湯の描写は、この暑い夏にはそそられました。
私はすぐに体験したくなり、地元のハンズのハッカグッズイベントの残りと思われる在庫5袋をゲットしてしまいました。

パッケージのように美しく、清涼な香りが立つお湯は、家の者にも好評でした〜。

 

 

そして「凪のお暇」で私が一番好きなのは、凪や慎二にアドバイスをする夜の蝶たちです。
凪が偶然に扉を開けたスナックのママや女の子たち、慎二が二次会で連れて行かれた部長の行きつけの店の女の子。
みんな達観していて、言葉に迷いがありません。
魅力的です。

最新刊の5巻は、紙の本も電子書籍も2019年2月15日に販売予定です。
凪、元彼の慎二、お隣のゴンさんがどうなるのか、2月の楽しみの一つです。
もしご興味があったら、ネットカフェで手にとってみてください〜。
そしてもう一度読みたいと思われたら、ぜひご購入くださいませ〜\(^o^)/。